地域一丸でマスク不足と戦う 広島・府中市の新たな取り組み「マスクバンク」とは

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マスク不足で地域の連携強まる?(画像はイメージ)

[みみよりライブ5up!-広島ホームテレビ]2020年5月19日放送の「徹底ツイキュウ!なるほどニュース」のコーナーで、広島県府中市で始まった「マスクバンク」という取り組みを紹介していました。

これは、市が用意した材料を住民やボランティア団体に配布し、手作りマスクを作って寄贈してもらうというもの。完成したマスクは市に集められ、保育所や介護施設などに配布されることになります。


マスク不足で地域の連携強まる?(画像はイメージ)
地域の特性を生かして

4月15日に創設されたマスクバンク。

5月15日時点で、18団体と93人のボランティアが参加。すでに8000枚以上のマスクが制作され、3800枚以上が必要な施設に届けられているそうです。

この「マスクバンク」、もともと府中市は繊維産業が盛んな地域で、材料にめどがたつことから始まったそう。もちろん、マスクの手作りに協力したいという市民側の意見もありました。

新しい生活様式にも取り入れられたマスクの着用の推進ですが、なかなか手に届かない、十分に行き渡っていない現状もあります。

府中市のように地域の特性を生かして、地域一体となって、マスク不足解消への対策がより強化されていくことを願うばかりです。

(ライター MK.KURA)

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