窪田正孝も収録中に涙!「エール」で絶賛、中村蒼は“遠回りのイケメン”

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窪田正孝も収録中に涙!「エール」で絶賛、中村蒼は“遠回りのイケメン”

 俳優・窪田正孝が主演する朝ドラ「エール」(NHK)の第45回が5月29日に放送され、窪田演じる裕一の幼馴染・鉄男を演じる中村蒼の恋の結末が描かれ、視聴者をキュンキュンさせている。

 鉄男が歌詞を書き、裕一が作曲した「福島行進曲」がレコードになったお祝いのパーティーに姿を見せた鉄男の元恋人・希穂子(入山法子)。「今後の活躍をお祈りしています」と言い残して去ろうとする希穂子を引き止め、彼女の目を見て「この詞が書けたのは希穂子のおかげだ。俺やっぱし、希穂子じゃないとダメだ」「俺と一緒に生きてくれねぇか」と想いを伝える鉄男。ところが希穂子は「私、結婚が決まったんです」と涙をため、一世一代の嘘を付いて鉄男の前から去っていく。

 「この胸を打つシーンが放送されるとSNSには中村を絶賛するコメントが寄せられ、共演する窪田も『鉄男の気持ちが切なすぎて、お芝居しながら泣きそうになった』とコメントしています」(テレビ誌記者)

 さらにこの日、中村は放送後の生番組「あさイチ」(NHK)に出演。番組冒頭で「希穂子!一緒になりたかった。俺のこと忘れないでくれよ!」と呼びかけ、自ら“朝ドラ受け”するという珍しい展開も見せた。

 「あさイチ」のトークの中では、中村の大人しくて無口な素顔が明らかになるにつれ、ガキ大将キャラの鉄男と対照的な性格である事も浮き彫りに。ネットには「蒼くんと鉄男は真逆なんだよね。照れ屋なんだし、シャイだし、そこが好き」「テレビ前から動けなくなったわ。最後まで好青年過ぎたわ」との書き込みもあり、どんどんファンを増やしているようだ。

「中村は14歳の時『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリを受賞して芸能界入り。イケメン枠で入っておきながら、お決まりのヒーローモノや戦隊モノには行かずに、デビューは寺山修司原作の舞台『田園に死す』。2019年には満島ひかりと坂口健太郎主演のシェイクスピアの舞台『お気に召すまま』に出演するなど、演技派俳優として力をつけてきました。今回の朝ドラは、演出を手掛ける吉田照幸氏との縁。中村は吉田氏が手掛けた『洞窟おじさん』『悪魔が来たりて笛を吹く』(共にBSプレミアム)、さらには志村けんさんのコント番組『となりのシムラ』(NHK)にも出演。『エール』では“福島三羽ガラス”の一人として出演する機会も多く、ブレイク前夜な雰囲気がありありですね」(エンタメ誌ライター)

 29歳と遅咲きながら、このチャンスを掴んで欲しいものだ。

(窪田史朗)

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