2020年5月13日、無印良品から「コオロギせんべい」の販売が発表されると、すぐにネット上で反響を呼び、テレビでも取り上げられるほど話題となりました。
SNSでは「絶対無理」「食べる勇気は必要事項」という人や「言わずに渡されたら食べられそう」「普通に楽しみ」「せんべいになってるから意外と美味しいとは思う」など、反応は様々。注目度は抜群です。
話題のお菓子ということで東京バーゲンマニアもゲット。食べてみました。
安全なコオロギそもそもなぜ無印が「コオロギせんべい」の販売を始めたかというと、「食糧確保と環境問題」がきっかけ。
「昆虫食」は、栄養価が高く環境への負荷も少ないことから、国連食糧農業機関(FAO)もおすすめの「地球にやさしい未来食」なのだそう。
そこで、飼育しやすく効率的に生産できる「コオロギ」を採用、コオロギ粉末入りのせんべいが完成したのです。
なお、無印良品のコオロギせんべいは、昆虫食研究の最先端である徳島大学のノウハウで生産された食用コオロギを原料としており、安全性や安定性を整えた体制で原料から製造までを日本国内で行っています。
そんなこだわりのせんべいが、5月20日に55g税込190円で無印ネットストアにて先行販売され、編集部では発売日当日に注文(送料は一律500円)。6月4日に届きました(都内)。
なお、6月5日現在は品切れ中、中旬に再入荷予定です。
「言われなければエビ」袋を開けるとかすかに香ばしい匂いが。大きさは1枚1枚が小さめなので、試しに食べてみたい人にもちょうどいいかもしれません。
コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合で、エビに近い香ばしい風味というふれこみでしたが......実際食べてみると、まさにエビ。焼いたような香ばしさと、噛むと多少のしょっぱさも感じます。