6月9日夕方、『アンジャッシュ』渡部建がテレビ各局に対し、番組出演の全面自粛を申し入れたことが報じられた。
同日昼には『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）に出演していたばかりとあって、突然の出来事に世間には衝撃が走ることに。しかし、その「ヒルナンデス」での最後の行動が、今思えば〝意味深だった〟と話題になっている。
各報道によると、複数女性と不倫をした渡部は「〝視聴者が不快に思うようなスキャンダル〟を起こした」として、「番組に迷惑を掛けたくない」と説明。また、申し入れは自身の出演するFMラジオ局にも及んでおり、今後の流れに大きな注目が集まっている。同日夜には『エンタの神様 伝説の爆笑ネタ＆超珍しいネタSP』（同系）で「アンジャッシュ」のコントが放送されたが、これは過去に放送されたものであるため、自粛申し入れ前のテレビ出演は「ヒルナンデス」が最後となった。
番組はリモート出演が徐々に減っており、この日はMC・南原清隆の他、渡部といとうあさこもスタジオに。その後は過去のVTRを振り返りながら進行し、渡部も笑顔を見せたり、共演者にツッコんだり普段通りの様子だった。しかし、エンディングを迎えると、渡部は南原といとうが手を振る中、1人深々と頭を下げていたのだ。
視聴者に最後の別れを告げた？リアルタイムではさほど話題にならなかったこの行動だが、数時間後に活動自粛が報じられると、「最後ということで深々と頭を下げていたのでは」と、にわかに注目を浴びることに。ネット上にも、
《渡部だけ深々と頭下げてて怖い 最後の出演って分かってたのだろうか》
《今日のヒルナンデスのお辞儀が意味深ってネットで見たんだけど、確かにおかしい》
《謝罪の意味が込められていたのでは？》
《そう言われればいつもよりツッコミが優し目で頑張っていたような気もするな》
など、深い礼の真意を探る声が上がっている。
「同番組のエンディングは、手を振る・一礼・拍手など、出演者によってさまざま。礼をすること自体は珍しくありませんが、この日の渡部は明らかに深々と頭を下げていました。数時間後の自粛申し入れはこのとき、既に決まっており、後は〝発表待ち〟という生殺しの状態だったのでしょう」（芸能ライター）
渡部は復帰を考えているのかは不明。MCを務めることもあるだけに、芸人界の勢力図にも影響を与えそうだ。