決壊の危機と言われる中国の三峡ダム 中央部分が歪みだす 中国政府「なんら問題無い」

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決壊の危機と言われる中国の三峡ダム 中央部分が歪みだす 中国政府「なんら問題無い」

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連日の大雨により中国の長江中流域の湖北省にある大型重力式コンクリートダム、三峡ダムが観測史上最も高い水位を記録した。

それだけでなく警戒水位を6メートルをこえており、上空から見たところダムが歪んできているという。水の重みでコンクリートダムが歪んでしまったようで、中国公式メディアと中国政府もこの歪みについて認めているという。

現在「長江2020第2洪水」が発生しており、三峡ダムの貯水池の流入量は急増。17日時点で毎秒33000立方メートルとなり、洪水滞留率は45%を超え、三峡ダムの貯水池の水位は160メートルを超えた。これにより貯水限界値を15メートルも超えている。

ただこの三峡ダムの歪みに対して中国側は「問題無い」と繰り返している。今まで三峡ダムの歪みや破損などを認めてこなかった中国政府だが今回の歪みをようやく認めたことになる。

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