7月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で用いられた表現が、一部視聴者からの批判を呼んだようだ。
同日の番組は、お笑いコンビ『マシンガンズ』滝沢秀一の一家に密着したVTRを放映。番組によると、現在の滝沢は放送中のドラマ『ハケンの品格』(同系)に出演している他、〝ゴミ清掃芸人〟としてプチブレーク中なのだという。
ゴミ清掃芸人と呼ばれるキッカケになったのは、8年前に決断したゴミ清掃会社への就職。当時、芸人としての収入が月5万円ほどに落ち込んでいた滝沢は、一念発起して就職を決めたそうだ。
すると、この決断はゴミ清掃員の日常を描いた漫画の出版にも繋がり、奥さんは漫画の絵を担当して滝沢をサポート。夫婦で子宝にも恵まれ、公私共に順風満帆な生活が明らかになり、滝沢が奥さんに初めて感謝の手紙を書くという感動的な試みも行われていった。
『深イイ話』に「これじゃ不快イ話だよ」とのツッコミそんな滝沢に対し、番組は親しみを込めて〝ゴミパパ〟というあだ名を命名。テロップやナレーションでこの言葉を用い、「ゴミパパがゴミ清掃の仕事をやろうか悩んでいたときに~」「ゴミパパが出会ってから20年、初めて感謝の手紙を渡します~」などと扱っていた。
清掃の仕事にちなんだようだが、このあだ名は、まるで滝沢がゴミのようにも聞こえてしまう愛称。そして、一部視聴者はこうした点を問題視したようで、ネット上には
《ゴミパパって略は好かんがな》
《ゴミパパって酷くね?》
《ゴミ清掃してる芸人をゴミパパとかいうなよ。これじゃ不快イ話だよ》
《ゴミ清掃員て素晴らしい仕事だと思うんだけど、面白くする為なのはわかるがゴミパパって言い回しがなんか嫌だな》
《ゴミ清掃の仕事をしているお父さんを、面白おかしく「ゴミパパ」と呼ぶ日テレ深イイ話の感性が理解できない》
《ゴミパパって軽くディス入ってないか》
といった声が上がってしまった。
いくら愛称とはいえ、否定的な意味を含む単語を付けるべきではなかったように思えるが…。
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