無法者が続々!? “迷惑系ユーチューバー“が『銀行強盗』動画で起訴処分

| まいじつ
Milkovasa / Shutterstock

銀行強盗する〝ドッキリ動画〟を投稿したアメリカの双子ユーチューバーが起訴されたことが分かった。

起訴されたのはユーチューバーのストークス兄弟。2人は昨年10月、黒ずくめの服にスキーマスクを着用し、銀行強盗のように装って住宅街を疾走。近くのタクシーに乗り込むと運転手に「早く車を出してくれ」などと言いながら、バッグから札束を出すなどし、何も知らない運転手を巻き込んだ。運転手は駆け付けた警察に銃を突き付けられたという。

警察は警告して2人を開放したが、その4時間後、今度はカリフォルニア大学アーバイン校のキャンパスで同じ種類のイタズラを仕掛け、警察が再び出動する事態となった。

「ストークス兄弟のYou Tubeチャンネル『Stokes Twins』は、現在481万人以上の登録者数を誇っており、世界中で大人気です。動画の主な内容はドッキリ&チャレンジで、過去には目隠しして車を運転したり、囚人と警官に扮して通行人を驚かせる動画などを投稿しています。どの動画も驚異的な再生回数をカウントしていて、三ケタ万回は当たり前、中には1000万回以上も再生されている動画もありますね。今回、2人が起訴されたことで、同じような動画を投稿しているユーチューバーは戦々恐々となっているようです」(ウェブニュースサイト編集者)

迷惑系ユーチューバーがいなくなる可能性も!?

ストーク兄弟のようなドッキリ&チャレンジ動画は日本でも流行したが、近年はその内容がどんどんエスカレート。世界中で大問題になっている。目隠しして車を運転する動画では実際にケガ人も出ており、YouTubeがガイドラインを変更し、規制強化に乗り出したこともある。

「先日は、日本の迷惑系ユーチューバー・へずまりゅう氏が、日本の各地で迷惑行為を繰り返した揚げ句、新型コロナウイルスをまき散らしていたことが判明しました。過激な動画は視聴者の関心を簡単に集めることができるため、報酬目当ての無法者が次々と参入しています。中には『迷惑行為をするだけで名前が全国区になるならマネしたい』などという輩も出てくる始末。今後は、YouTube側のガイドラインがより厳しくなる可能性もあるでしょう」(同・編集者)

再生回数が稼げれば何をやってもいいわけではない。目先の報酬に振り回されず、周囲に迷惑を掛けないような動画を配信してもらいたいものだ。

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