8月10日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)に、アラサー世代から歓喜の声が続出。例えば前半の19時台は、『nobodyknows+』が代表曲『ココロオドル』を披露していた。
「nobodyknows+」が1stアルバム『Do You Know?』を発売したのは2004年。同アルバム内に収録されている「ココロオドル」が当時の若者の間で話題となり、この年の『NHK紅白歌合戦』にも出場している。
そんな彼らは今回、特設プール会場から生放送でパフォーマンスを披露。見た目はやはり老けた印象を受けるが、16年前と変わらないエネルギッシュな歌声を響かせていた。
さらに20時台には、男性レゲエユニット『Def Tech』が『My Way』を熱唱。同楽曲は250万枚の大ヒットを記録しており、彼らが〝インディーズ〟だったこともあって当時の人々に大きな衝撃を与えている。その後も『ロードオブメジャー』の元ボーカル・けんいちが『大切なもの』を熱唱したり、『湘南乃風』が『睡蓮花』を披露するなど、00年代の懐かしいアーティストが続々登場。22時台にはあのツインボーカルユニット『CHEMISTRY』も登場していた。
今回の『CDTV』はアラサー世代に好評だったが…10代の頃に「nobodyknows+」や「Def Tech」で盛り上がっていた〝元若者〟も、今や30代前後のアラサー。そのためSNSなどでは、
《『CDTV』がアラサー歓喜すぎる! 中学生のころ携帯で『ココロオドル』を流してたなぁ》
《なんだこのアラサーに刺さりまくる布陣は》
《当時はまだMDで聴いてたなぁ》
《私たちの世代を泣かせにきてる…ほんと無理》
《このラインナップはアラサーを殺す気か!?》
と昔を懐かしむ声が上がっていた。
しかし一方で、一部視聴者からは《今の若者は絶対に見ないようなラインナップだな》との指摘も。確かに『Official髭男dism』のライブなどはあったものの、全体的にアラサーを狙い撃ちにした番組構成。たまには〝懐メロ〟を流すのもいいのかもしれないが、現役の若者たちが楽しめたのかは疑問だ。
それに番組に集まった懐かしいアーティストたちは、悪い言い方をすれば〝一発屋〟の人々。『CDTV』はいつの時代も若者のためにある番組だと思うので、アラサー世代だけで盛り上がるのは今回で最後にしてもらいたい。
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