吉村・大村両知事もガックリ?「幸福度ランキング」で大阪府と愛知県が急降下

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吉村・大村両知事もガックリ?「幸福度ランキング」で大阪府と愛知県が急降下

 キャラも立って発言も目立つ知事たちもコロナの前ではやっぱり無力?

 株式会社ブランド総合研究所が「第2回地域別SDGs調査2020・都道府県版」を発表。“SDGs調査”とは、持続可能な地域社会のために、「住民の悩み」や「社会課題」を可視化するとともに、「幸福度」「満足度」などを調査したもの。各項目で都道府県別のランキングが発表されているが、「たった1年でそんなに変わるの?」と意外なほど変動があるのもだから、それぞれの自治体の首長さんたちもうかうかしてられない。

「調査時期は今年の6月12日から29日まで。『幸福度ランキング』の1位は昨年と変わらず宮崎県でした。ネット上でも『宮崎県人の友人も地元大好きだと言ってた』『陽気で朗らかな人が多い』『旅行に行っても人あたりのいい人ばかり』という声が並んでいます。『どげんかせんでもよかったね』と面白いコメントも。逆に最下位も2年連続で秋田県。九州が全体的に高いのに比べ、東北は軒並み低いことから『やっぱり寒いのは大変なのかも』という意見がありました。中でも秋田県は学力1位、NHKの受信料支払い率も1位という真面目な人の多い県なので、逆にそうした出来の良さが『向上心が高いんだと思う』『東京にいちばん出てくる東北の県だから』など、地元嫌いとはちょっと違う分析がされています」(情報誌ライター)

 そんな中、今回の調査で顕著だったのは、コロナ感染者の人数が少なかった、対策がしっかりしていた県が大きく順位を上げていることだ。

「総じて低い東北勢の中、46位から24位に急上昇した岩手県は最後まで感染者0人で踏ん張っていた県。知事のコロナ対策がテレビでも話題になった鳥取県も26位から6位に大幅上昇ですから、幸福度とコロナとの関係は無視できないはず。逆に昨年6位だった愛知県が37位、大阪府は11位から35位にそれぞれ急降下ですから、愛知は『俺、コロナ』のトラブルが多発したこと、吉村知事は大阪モデルが必要以上に持ち上げられた反面、コロナを終息させるには不十分だったこと、そして愛知も大阪も大都市圏であることから休業補償などが十分でないことなどが急落の原因と見られています」(前出・情報誌ライター)

 それでも、今回の調査は緊急事態宣言解除直後の6月。7月後半からは大阪でも愛知でもコロナ感染者数が急拡大。そして今月は吉村知事の人騒がせな「うがい薬会見」もあったばかり。

 もしも、今回の調査が8月に行われていたら…大阪と愛知で秋田を抜いて、「幸福度ランキング」の下からワンツーフィニッシュもありえたかもしれない。吉村知事と大村知事は相容れない「犬猿の仲」というのが周知だが、住民たちからすれば“目くそ鼻くそを笑う”に見えていたりして?

(飯野さつき)

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