国際政治学者として、日夜数々のワイドショーに出演している三浦瑠麗氏。7月31日に公開された『Amazon Prime』新CMへの起用も話題を呼んでいるが、ネット上ではこれに異を唱えるユーザーが、ツイッター上でハッシュタグ『#Amazonプライム解約運動』で反発。このゴタゴタに、脳科学者の茂木健一郎氏も参戦し、大きな騒動となっている。
話題の「Amazon Prime」新CMは、『ダウンタウン』松本人志をはじめ、リリー・フランキーや清野菜名がタブレットやスマホなどを使って、プライムビデオを利用する様子を映している。三浦氏も書斎のような場所で、ほがらかな笑顔を浮かべてサービスを楽しむ演技を披露。放送開始当初、ネット上では松本と三浦氏の共演に、「ワイドナショーのコンビだ!」と話題になっていたのだが…。
8月17日のツイッターでは突如、「#Amazonプライム解約運動」というハッシュタグがトレンド入り。その内容は、一貫して〝徴兵制推進派〟の考えを持つ三浦氏を起用したことによる不買運動のようで、
《解約しました。三浦瑠璃に対するボイコットです》
《三浦瑠璃さん起用の件、昨日amazonのカスタマーサービスにも直接反対の意見を送ったし、amazonで働く知人にも連絡した》
《とりあえず解約した。解約理由の事由記載欄に「松本人志と三浦瑠麗をCMに起用したため」と書いておいた》
などと、続々と解約報告が上がっている。
こうした動きに、茂木氏は、《三浦瑠麗さんは自分できちんと考える方。立場が少しでも違うと拒絶というのは人間としてどうか》と、不買運動に疑問を呈した。
「一般的にCMは、タレントのイメージを利用して打ち出すことが多く、顧客に〝このタレントが嫌いだから、この商品は買わないでおこう〟という心理が働くことも当然あり得ます。だからこそ、タレントが不倫や不祥事を起こせば、すぐさまCM降板という報復を受けるわけであって…」(広告代理店関係者)
しかしながら、三浦氏を起用すれば、このような物議が起こるのは容易に予見できたはず。テレビのワイドショーに数多く出演している三浦だが、ネット上にはアンチが多く潜んでいたようだ。
【画像】
Ollyy / Shutterstock