元『乃木坂46』の西野七瀬が、女優としての評価を上げている。「今後もどんどんイケる」と、太鼓判を押すテレビ関係者も多いという。西野は現在、フジテレビのドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』に準主役として出演中だ。
「同ドラマは大宣伝を施しましたが、フタが開いてからの評判の悪さは今期ピカイチでしょう。薬剤師にスポットを当てた本邦初のドラマのフレコミでしたが、内容がインチキくさい。薬剤師のイメージダウンにさえなっているともっぱらです。そんな中で、西野の存在はなかなか。今後もドラマの重要キャストとして起用されそうです」(テレビ雑誌編集者)
『アンサング――』は、9月3日放送の第8話終了時点で、平均視聴率は9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。今期はコロナ禍で変則スタートが多かったが、同25%を超えそうな『半沢直樹』(TBS系)をはじめ、すでに終了した『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)は同15%を超え、『MIU404』(同系)は同12%に迫るなど、高視聴率ドラマが目白押し。『アンサング――』は残り回数から考えて、10%にギリギリ届くかどうか。今期では5位6位あたりとなりそうで、負け組目前と言っていい。
「石原さとみ主演で3位以内に入れないなんて、今までの常識では考えられませんでした。それほど内容がサイテーということなのかもしれません」(同・編集者)
“地味なところ”が人気だった西野七瀬しかし、そんなドラマで気を吐いているのが西野だという。彼女はソロとしてゴールデンのドラマでは初めての大役。「演技はまずまずだし、いい味を出している」と評判だ。
「ドラマでは、新米薬剤師・相原くるみ役を演じています。実際の薬剤師は大した動きもなく、地味な仕事。主人公の葵みどり(石原)は、少々派手過ぎました。元来、石原は華やかな出番で人気を得てきた女優。それを考えると、薬剤師役はミスキャストだったのかもしれません。一方、西野は乃木坂時代から〝地味なところ〟が人気を集めてきた。薬剤師役は妙に合っていましたね」(同)
西野は男性週刊誌などに〝Aカップ美微乳〟などと書かれ、そちら方面のマニアからも絶大な人気を誇る。
「西野というと小顔で評判。小顔、地味、微乳……で、石原のような美人を盛り立てるのには適材。今後は、やはり美人の綾瀬はるかや新垣結衣らと共演すれば、引き立て役にもってこい。ドラマは主演を持ち上げてこそ、脇役の価値。西野は『美人を立てる女』として活躍しそうです」(同)
西野のますますの大成を期待したいものだ。