9月12日放送の『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)に、韓国のヒップホップグループ『BTS』が出演。しかしパフォーマンス前の彼らの態度に、苦言を呈する視聴者が続出していた。
問題視されたのは、「BTS」が中継で、スタジオの『嵐』櫻井翔とトークをした場面。まず櫻井はメンバーのRMに、〝なぜ歌うのか〟という番組のテーマにまつわる話題を振った。事前のアンケートで「世界と繋がるため」と答えていたRMは、「そうですね、歌は音符のある文学だと僕は思います」とコメント。するとメンバーが口々に、「さすがBTSのリーダー!」「お誕生日おめでとう!」と囃し立てていた。
終始和気あいあいとやり取りしていたように思えたが、メンバーが〝足を組んでいる〟ことに目くじらを立てる人も。SNSなどでは、
《彼らにとっては通常運転なんだろうけど、『態度悪いな』って思っちゃう》
《自分が櫻井くんだったらブチギレてるわ》
《櫻井くんの方が先輩なのに、なんであんなに態度でかいの?》
《パフォーマンスが格好良かっただけに残念》
《売れてるからって、あんなに天狗になった話し方をする人たち初めて見た》
などと批判の声が上がっている。
「BTS」が叩かれるのはおかしい?一方で視聴者の中には、
《別に態度悪いとは思わなかったな》
《『BTS』は忙しい中出演してくれたのに、批判するのはひどすぎ》
《そもそも世界的な大スターが出演してくれただけでスゴイんだが》
《こういう排他的な空間があるから、世界で活躍する日本のアーティストがいなくなるんだと思う》
と「BTS」を擁護する人も。果たして本当に彼らの態度は〝失礼〟にあたるのだろうか。
「日本では何かと叩かれがちな『BTS』ですが、今回は彼らに非はないように思えます。海外では〝脚を組む〟ことは、そこまでマナー違反だとされていませんので。ただ番組ではスタジオと『BTS』側の間に若干通信のズレがあり、受け答えにタイムラグが生じていたことも、彼らの印象を下げる一因となってしまったのではないでしょうか」(芸能記者)
今回の放送で「BTS」は、アメリカの音楽チャート『ビルボード』で1位を記録した楽曲『Dynamite』を披露。世界レベルのパフォーマンスを見せており、アーティストとしては一流と言わざるを得ないだろう。あまりつまらないことで目くじらを立てるのも、いかがなものか…。
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