「たのきんはいなかった!」野村義男が明かした「金八先生」秘話

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「たのきんはいなかった!」野村義男が明かした「金八先生」秘話

「3年B組!」武田鉄矢のかけ声とともに生徒たちが「金八先生─!」と集まってくる…このオープニングを何度テレビで目にしたことか。学園ドラマの金字塔とも称される「3年B組金八先生」(TBS系)。2007年放送開始の第8シリーズまで続く人気ドラマになったが、第1シリーズの放送は1979年にまで遡る。その後たのきんトリオとして人気を博した田原俊彦、近藤真彦、野村義男が生徒役で出演したことも話題となり、今思えば「ごくせん」(日本テレビ系)、「ルーキーズ」(TBS系)といったイケメン生徒が登場する学園ドラマのハシリと言えるだろう。

 しかし、このたのきんの3人は番組開始当初、出演の予定はなく、前述した「金八先生─!」の掛け声で集う生徒の中に、3人の姿はないのだそうだ。それを明かしたのは当の野村義男で、タレント・長江健次のYouTubeチャンネル「IMOKEN-TV R40」の8月15日投稿〈必見!元たのきん野村義男(中編)金八先生の知られざるエピソードを初公開〉にて語られている。

 野村にとって一躍ブレイクを果たすきっかけとなった金八先生への出演だが、「ジャニーさんが頑張ってくれたと思うのね」と野村は回顧。3人の出演は故・ジャニー氏の努力の賜物だったようで、「だから3人とも(教室の中で)席が後ろなんだよ」と笑いながら明かしたのだった。ゆえに、海援隊が歌う主題歌「贈る言葉」をバックに、武田が川原の土手を歩きながら生徒らと挨拶を交わすオープニングシーンにも、田原、近藤、野村の姿はないのだという。

 ジャニー氏の努力…今では俗にごり押しと呼ばれるものだろうが、これなくして3人がスターダムに上ることはなかっただろうし、もしかしたら金八先生もここまで人気ドラマに発展はしなかったかもしれない。意外な裏話が聞けた良回であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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