楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕

| リアルライブ
田尾安志氏

 元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2005年の楽天監督時代にあった秘話を明かした。

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 今回の動画で田尾氏は、ベテラン選手や助っ人選手の扱いをテーマにトーク。その中で、2005年に楽天に在籍していた当時32歳の助っ人投手・ホッジスと二軍降格を巡りひと悶着あったというエピソードを披露した。

 動画内で具体的な時期は明かしていないが、同年シーズン中のある時にホッジスの二軍降格を決定したという田尾氏。すると、ホッジスの通訳から「ホッジスが『何で俺を二軍に行かすんだ!』って文句を言っている」と伝えられたという。

 これを受けて田尾氏は、すぐに通訳にホッジスを呼んでくるよう要求。その後自身の元を訪れたホッジスを「ホッジス、俺に文句言ってるってことはクビ覚悟で言ってんだろ?(だから)監督と選手という立場を忘れて、1人の男同士として話をしよう」となだめつつ、およそ1時間半話し合ったという。

 話し合いの中で田尾氏は「チャンスはこれでもかっていうくらい与えたつもりだ。それでも思うような結果が出なかったからこれ(二軍降格)は仕方ないんだ」と二軍降格はここまでの数字を踏まえた上での決定であると主張。同時に、「(今のままだと)『なんでホッジスだけは結果残してないのにずっと一軍で使うのか』と周りの選手が思うかもしれない」と、現状のままでは他の選手から不満が出るリスクがあることも伝えたという。

 一方、田尾氏はホッジスに「二軍でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)を2試合続けてくれたら必ず一軍に上げるから」とも説明。二軍でしかるべき結果を残せば、すぐに一軍に再昇格させることを約束したという。

 こうした説得の結果、ホッジスは「自分が悪かった。謝りたい」と謝罪し、納得した上で二軍に行ってくれたという田尾氏。

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