9月23日に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に、女優の剛力彩芽が出演。独自の持ち込み企画を披露したのだが、ネット上では「ゴリ押し」や「ステマ」を指摘する声が上がっている。
今回の番組では「神奈川出身と言わない横浜の女」をテーマとして、横浜出身の女性芸能人たちが登場。剛力以外に、モデルのゆきぽよ、声優・松本梨香の3人が、横浜についてのさまざまなトークを繰り広げていった。しかし、番組が終盤に差し掛かる頃、突如として少女マンガ『天使なんかじゃない』についてのプレゼンがスタートする。
今も昔も同作の大ファンだという剛力は、話を振られると「大好きです。もう私のバイブルと言ってもいいぐらい」と嬉々としてコメント。事前に行われたスタッフとの打ち合わせでも、「横浜特集」はそっちのけで作品について熱く語っていたという。
剛力は巨大なフリップボードを使いながら、登場人物の魅力や「胸キュン名場面」について紹介。さらに話は剛力にとっての「理想のタイプ」や恋愛トークにまで発展していく。最終的にプレゼンは約10分にわたって続き、そのまま番組は終了を迎えた。
剛力彩芽のプレゼンが混乱を招いてしまう事態に剛力はマンガトークを「横浜特集」と結びつけるため、登場人物の1人が横浜出身であることを強調していた。しかし、多くの視聴者が番組の構成に違和感を抱いたようで、
《横浜特集のはずが途中から剛力さんの漫画プレゼンになって、そのまま終わった…。一体どういうこと?》
《なぜ途中からマンガ紹介になったの? 急に面白くなくなってチャンネル変えた》
《途中からマンガの話で超つまらなくなった。誰得の企画だよ。ほとんどの人が興味ないでしょ…》
《いきなり剛力彩芽が好きなものをプレゼンし始めて、ゴリ押し感がすごい》
などの声が相次いでいた。また一部では、
《ただのステマでしたね。完全に視聴者をなめてるし、BPO相談案件かもしれない》
《『今くら』は毎週観てるけど今回はいただけない。剛力さんに忖度して、中途半端な内容になってしまった》
《せっかくの横浜特集だったのに…番組の構成としてあまりに酷すぎる》
など、制作サイドを厳しく批判する声も上がっている。
『天使なんかじゃない』のプレゼン自体は、少女マンガファンの間で好評を呼んでいる様子。独立した企画として放送していれば、無用なバッシングを避けられたかもしれない…。