二酸化炭素を食べる超高層ビル構想。ニューヨークの温室効果ガス排出量規制を受け提案(アメリカ)

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二酸化炭素を食べる超高層ビル構想。ニューヨークの温室効果ガス排出量規制を受け提案(アメリカ)

image credit:Rescubika Creations/Facebook

 超高層ビルが立ち並び、美しい摩天楼都市として有名な歴史を持つアメリカのニューヨーク市。しかし、築年数が古い高層ビル群は、温室効果ガスを大量に排出するという。

 そこで去年の4月、ニューヨーク市議会は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を80%削減する『気候モビライゼーション法(Climate Mobilization Act)』を可決。まずは市内の建物に温室効果ガスの排出上限規制を設け、2030年までに40%の総排出量削減を目指している。

 そこで、フランス・パリを拠点とする建築会社は、大気中の二酸化炭素を吸い込む超高層ビルの建築を提案した。『6sqft』などが伝えている。
・エコフレンドリーな超高層アパート「マンドラゴール」

 パリを拠点とする建築会社『レスクビカ(Rescubika)』は、ニューヨークのルーズベルト島の半分、クィーンズボロ橋から島の南端までの敷地に高さ737メートルの超高層アパートメント「マンドラゴール」の建設提案を発表した。
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