10月3日に放送されたアニメ『ドラえもん』（テレビ朝日系）の最新回で、子ども向けアニメとは思えないセクシーなシーンがあった。
全キッズがドキドキしてしまうそのシーンは、その日の放送2本目の『なんでも届く！ 出前電話』で訪れた。ドラえもんとのび太は、ママから封筒を買って来てほしいとおつかいを頼まれる。2人は互いにおつかいを押し付けあっていたが、ここでドラえもんは、あらゆる物を取り寄せることができるひみつ道具『出前電話』を取り出す。
ドラえもんが受話器に「封筒を1枚届けてください」と話すと、文房具屋がのび太の家に封筒を届けに来た。これを見たのび太が人気コミックの最新号を届けてほしいと頼むと、同コミックの編集長がわざわざ届けにやって来る。
その後も、のび太は欲にまみれてありとあらゆる物をオーダー。ついには、「もしもし。あっ、しずかちゃんの出前を頼みます！」と、なんとしずかちゃんを部屋に〝出前〟させたのだ。
土曜17時とは思えない展開に騒然しずかちゃんが〝デリバリー〟されてしまうという、子ども向けアニメとは到底思えないこの展開。その後、実際にしずかちゃんは部屋まで来たのだが、風邪を引いて寝込んでいたためフラフラになっていた。
高熱のしずかちゃんは、顔を赤らめて汗もびっしょり。しかし、頬が赤く汗をかいた姿はまるで行為中のようで、女性を呼ぶ本家のデリバリーさながらだ。
しずかちゃんといえばお風呂シーンで知られるが、それとはまた違った生々しいセクシー描写に視聴者は騒然。ツイッターには
《しずかちゃんの出前がデリになってて笑った》
《のび太くんが出前電話というひみつ道具で、しずかちゃんを出前し始めてお茶吹いた》
《のび太「しずかちゃん1人前お願いします」 デリヘルやん》
《しずかちゃんを出前で頼むとかそれってつまりデリ…》
《原作だとバスタオル一枚でやってきたしずかちゃん。 アニメだとさすがに規制》
《久しぶりにドラえもん見たらなんか対象年齢上がってる…？》
など、驚きの声が続々と書き込まれていった。
原作にもある話とはいえ、土曜の夕方からこんなシーンを流すとは…。これを見た純真無垢な子どもたちが、「女性を出前する」という本当の意味に気付かないことを願うばかりだ。
【画像】
Dmitry Lobanov / Shutterstock