■努力を努力と思わない「ストイック」な気質
後藤真希さんはデビュー当時、「圧倒的な才能の持ち主」「10年に1人の逸材」と称賛を浴びていた。
歌唱力やダンスセンスにおいてズバ抜けた能力を発揮していましたが、彼女の凄さは、その才能にあぐらをかかなかったところ。
かつてのインタビューで、「努力っていう言葉が嫌いなんです」と述べています。しかしそれは、努力を否定しているわけではなく、むしろ当然のことであり、わざわざ言葉にするまでもないという意味だったようです。
裏の姿は誰にも見せず、完璧な状態に仕上げて表舞台に登場することが自分のスタイルなのだと自覚していました。これは、イチロー選手の「努力と感じている状態はまずい」という言葉にも通じるものでしょう。