引退の巨人・岩隈に「連絡してくれてありがとう」上原氏ら球界人から労い相次ぐ 「また1人近鉄戦士が…」の声も

| リアルライブ
岩隈久志(写真はマリナーズ時代)

 これまで近鉄(2000-2004)、楽天(2005-2011)、マリナーズ(2012-2017)、巨人(2019-)と日米4球団でプレーしてきたプロ21年目・39歳の岩隈久志。19日、その岩隈が今シーズン限りで現役を引退することを巨人が発表した。

 日米通算で「376登板・170勝108敗・防御率3.31」といった成績を残し、沢村賞(2008)、最多勝(2004,2008)、最優秀防御率(2008)、最高勝率(2004,2008)と数々のタイトルを獲得した岩隈。だが、NPBに復帰し巨人に入団した2019年以降は右肩の故障や右鼠径ヘルニアの影響で、現在に至るまで一軍登板がなかった。

 その岩隈の引退発表を受け、複数の選手・OBが自身のSNSを通じてコメントしている。同じく今シーズン限りでの引退を表明している阪神・藤川球児は、19日に自身の公式ツイッターに「先程、本人と連絡も取れて同じ年に引退で…本当に深い縁を感じます」、「2人で、引退後楽しい毎日を過ごそうねと話しました」と投稿。岩隈から直接引退の連絡をもらったことや、引退後についても会話を交わしたことを明かしている。

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 自身が引退する2019年5月20日まで共に巨人でプレーした上原浩治氏は、19日に自身の公式ツイッターに投稿。「知ってる選手、一緒に戦った選手たちが段々と居なくなるのは寂しい」と率直な思いを吐露しつつ、「前もって連絡してくれてありがとうね ゆっくり休んでな」とねぎらっている。

 2005年から2008年にかけ楽天で同僚だった一場靖弘氏は、19日に自身の公式ユーチューブチャンネルのツイッターアカウントに「楽天創設期、共に投げ合い、岩隈さんの存在が投手陣の支えでもありました」、「残りの野球人生をいろんな想いもあるかと思いますが、思いきり楽しんでください」と投稿。同僚だった時代を振り返りつつ、最後まで野球を楽しんでほしいとエールを送った。

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