波瑠 低視聴率女王の汚名返上で「悪女をやりたい」とキャラ変

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波瑠 低視聴率女王の汚名返上で「悪女をやりたい」とキャラ変

 朝ドラヒロインという鮮烈ブレイクを頂点に、視聴率的には緩やかな低空飛行モードに入っていた。しかし今、波瑠(29)は意図的な「キャラ変」で失地回復を図ろうとしている‥‥。

 日本テレビ系の連続ドラマ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」に主演中の波瑠にはこのところ不名誉な称号がついて回っていた。民放キー局の編成部員が嘆く。

「主演に抜擢された15年のNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』は00年以降の同枠で最高平均視聴率を叩き出したのですが、以降、ヒット作になかなか恵まれず『低視聴率の女王』と呼ばれてきた。今回の『#リモラブ』も、大コケとは言わないまでも、初回、第2回ともに8%台と満足できる数字ではありません」

 一方、芸能ライターの竹下光氏はこれを擁護して、

「波瑠は、自他ともに認めるサバサバした男っぽい性格。要は、恋愛ドラマの恋に恋するヒロインみたいな役柄が決定的に合わないんです。制作側がそのことを理解していないから、当たり役になかなか出会えない。その証拠に硬派な主人公を演じたドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)は非常に好調でした」

 18年放映の「未解決の女」は、今年8月にもシーズン2がオンエア。いずれも平均視聴率12%を超える人気を獲得した。

「『未解決の女』では毎回、犯人や被害者に豪華ゲストを配し、視聴率も2シーズン続けて合格点。『相棒』や『ドクターX』のような看板作品に育てたいテレ朝が、シリーズ化にゴーを出したと言われています」(前出・キー局編成部員)

 ようやく汚名返上となりそうな波瑠だが、過去には「迷走時代」もあった。

「10代からモデルとしての実績がある波瑠ですが、ようやく女優として芽が出た朝ドラは25歳の頃。当時の現場では相手役の俳優・玉木宏らを相手に『ええ~、そうなんですかぁ~』なんて、かわいい天然キャラ風の絡みでベタベタしていたという話を聞きます」(スポーツ紙芸能デスク)

 下積みの長さゆえ、なんとか気に入られようと猫をかぶっていたということだろうか。現在のサバサバ系女子にキャラ変したのは、自然体でいられるよう「地を出した」結果に見える。

「交際中のオトコは同い年の無名の俳優で、男に媚びない彼女の性格的にもピッタリです。プライベートの充実が仕事への意欲をかきたてるのか、本人はキャラ変に乗じて『悪女役をやりたい』とも周囲に話しているそうです。11月公開の主演映画『ホテルローヤル』(ファントム・フィルム)は、ラブホテルが舞台で濡れ場もあるそうなので、アラサーの新境地セクシーにも期待したいですね」(前出・竹下氏)

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