いとうあさこ“45歳独身役”に「根っからの奥の闇をいっぱい出した感じ」

| まいじつ
いとうあさこ“45歳独身役”に「根っからの奥の闇をいっぱい出した感じ」

11月2日、『第33回東京国際映画祭』の「東京プレミア2020」に選出された『鈴木さん』の舞台あいさつが行われた。『鈴木さん』は、少子化対策のため未婚者徴兵制が敷かれた世界を舞台にした、ダークSFファンタジーだ。

この日、初主演で45歳の未婚女性役を務める、お笑いタレント・いとうあさこが登場。いとうは、自身の役について聞かれると「根っから持っている奥の闇をいっぱい出した感じなので、(作中で)あまり笑っていませんけれど…(笑)」とし、映画の見どころについては「ラブホテルの廃墟が舞台。夜中に気球がふんわり浮く映像しか見えないホテルで、実際にそこで寝泊まりしていました」「SFだけど、昭和の時代から精神的な面で今に近いものがあったので、それぞれ感じてもらえればと思います」とコメントした。

続いて、同映画祭「オープニング作品」に選出された『アンダードッグ』(11月27日公開予定)の舞台あいさつも開催。『アンダードッグ』は、崖っぷちプロボクサー役を演じる俳優・森山未来が主演を張り、スターダムに駆け上がっていく選手の陰で〝咬ませ犬〟として踏み台にされる3人の男たちのドラマを前編・後編にわたって描いた映画である。

森山は、ボクシングシーンについて聞かれると「実際にリング上に登ってお客さんの声援とアドレナリンを感じながら、(勝地涼演じる)宮木をボコるという振り付けがあったんです。勝地とは長い付き合いなので、コミュニケーションを取りながらやりました」と振り返る。

一方、勝地は森山との試合シーンについて「未来君は信頼を込めてガッツリ殴ってくれるので、小さい声で『痛い、痛い』って伝えていました(笑)。僕らも興奮しながら取り組んでいたので、活気にあふれています」と語り、会場を和ませた。

中条あやみが伝えるスクリーンならではの“臨場感”

また、11月4日には、同映画祭「特別招待作品」である『水上のフライト』(11月13日公開予定)が上映。

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