新大関・正代、先場所での初優勝語る「注目されたくないです(笑)」

| 日刊大衆
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 11月8日、大相撲11月場所が幕を開けた。今場所の注目は、休場明けの横綱・白鵬の復活と、先場所で初優勝、大関に昇進した正代の活躍だろう。

「大関獲り」ノーマークから、一躍、新大関に出世した正代は、連続優勝がかかる場所でもある。「横綱への道も遠くない」とされる注目の正代に話を聞いた。

※   ※

ーー改めまして、秋場所の初優勝と大関昇進、おめでとうございます。周りの人から「大関」といわれることには慣れましたか?

正代(以下、正) ありがとうございます。昇進してすぐの頃は、「大関」と呼ばれても「誰のことかなぁ」と思ったりしていましたけど(笑)、近くに自分しか大関がいないから、「あ、自分のことか……」と。くすぐったいような気持ちもありましたが、だいぶ慣れてきたと思います。

ーー(笑)。秋場所を振り返ると、序盤戦から手応えは感じていたんでしょうか?

正 初日(隆の勝)、2日目(玉鷲)と自分の相撲で勝てたことは、幸先がよかった。でも、4日目、同い年で、ふだんから「負けたくない」と思っている照ノ富士に負けてしまったんです。自分は連敗グセがあるので、「黒星を引きずらないようにしよう」という気持ちで、5日目の北勝富士に勝てたのが大きかったですね。毎場所の目標は、勝ち越すことですから、10日目に照強に勝って勝ち越しを決めてからは、少し気持ちに余裕が出てきて、次は2ケタ(10勝)を狙っていきました。

ーー12日目に2ケタをあげた頃から、優勝戦線を引っ張る形になりました。「優勝」を意識し始めたのは、いつ頃ですか?

正 ……ウ〜ン。

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