不安や焦りが消えない人が知るべき「エゴセルフ」との向き合い方

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不安や焦りが消えない人が知るべき「エゴセルフ」との向き合い方(※画像はイメージです)

「今この時間を、目の前にあることに集中して取り組む」
たったこれだけで、人生は充実するもの。

だけど、これがすごく難しいというのは、多くの人が実感しているはず。不安や焦り、迷いなど、様々な感情によって、いとも簡単に千々に乱れてしまうのが私たちの心です。

これは「成功者」と呼ばれる人も同様で、周りからはすべてがうまく回っているように見えても、本人は自分の理想との狭間で苦しんでいたり、「右肩上がり」を今後も続けることへのプレッシャーに苛まれていたりします。

■人生の苦しみ、迷い、不安はすべてここからやってくる

『『世界のエリートが実践する 心を磨く11のレッスン』(サンガ刊)は、こうした苦しみや迷い、焦りを引き起こす原因を、「エゴセルフ」という言葉で説明しています。

人間は2つのレベルで同時に生きています。1つは身体(BODY) としての存在、そ してもう1つは心理的なレベルでの存在です。(P 64より引用)

エゴセルフとは、心理的なレベルでの存在(思考、感情、記憶、信仰)の中に宿る「自分」の表現のこと。難しく思えますが、決してそんなことはありません。「他人より優れていたい」「周りの人よりも裕福でありたい」「こんな自分になりたい」といった、競争心や理想像、憧れ、「こうすべき」「こうでなければいけない」という固定観念などを作り出す源泉のことです。

ただ、このエゴセルフがくせ者です。富や名声、成功を手に入れる原動力になる一方で、エゴセルフに執着した頑張り方は長続きしませんし、孤独感や焦燥感など内面に様々な苦悩を引き起こします。短期的なモチベーションにはなっても、人生全体で見るとマイナスも大きいのがエゴセルフなのです。

■エゴセルフに気づかないと同じ過ちを繰り返す

本書によると、エゴセルフに気づくかどうかで人生の幸福度が決まるのは、エゴセルフがその人の思考パターンに強く影響を与えるからです。

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