地震をネタに!?『ヒルナンデス!』不謹慎ロケに賛否「笑い事じゃない」

| まいじつ
地震をネタに!?『ヒルナンデス!』不謹慎ロケに賛否「笑い事じゃない」

「くだらない」との批判がある一方、社会派ネタを扱わない構成が「のんびり平和に見られる」と支持を集めている『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)。しかし、11月11日の放送でデリケートなネタを茶化し、視聴者から賛否が巻き起こってしまった。

同日の放送では、水曜レギュラーの『オードリー』が「3時間だけ東京都北区観光大使」を務めることとなった。冒頭には北区・滝野川周辺でのロケVTRが流され、スタジオでのご当地グルメ実食を挟み、区の防災センターを訪問。同施設は防災意識の向上を呼びかけるもので、若林正恭も「真面目な施設ですねぇ」とコメントする。

防災グッズの紹介や避難所の模型など、施設の展示は区民向けの堅いものばかり。ここで、所長から防災体験ができるとの説明があり、2人は地震や消火の体験とPRをすることとなった。

部屋を模したセットに入ると、若林は「『鬼瓦』って震度いくつまで耐えられる?」と、春日の持ちネタにかけて質問。春日が「震度7までイケるでしょ」と返すと、揺れの体験中、春日が「鬼瓦」の状態で耐えることとなった。

「笑い事じゃない」「びっくりした」と賛否

震度が2から徐々に上げられていくと、若林は震度4で壁に掴まらないと立てない状態に。「鬼瓦」の表情とポーズを維持していた春日も震度6で倒れ、最強である震度7では、恐怖で頭を押さえるほど激しい揺れが2人を包んだ。

地震の怖さを伝えながらもふざけたロケVTRに、スタジオは笑いや悲鳴など大忙しのリアクション。しかし、毎年多くの被災者を出す地震を茶化す2人には、

《スタッフ指示かもしれないけど、震度で自己ネタやるってどうなん? 不快》
《全然、笑い事じゃないよ。震災経験しないと分からないのかな?》
《地震ネタは確かにね…》
《オードリーは好きだけど、 地震を笑いに変えるのはちょっと…》

など、視聴者から厳しい意見が寄せられた。しかし一方で、

《鬼瓦の耐久強度は震度5までだったw》
《地震を笑いに使うなんてとか呟いてる人いてびっくりしちゃった》
《オードリーの地震のとこ不謹慎的なこと言われるのか…》

など、番組への批判が過剰反応ではないかという擁護も。賛否両論が渦巻くこととなった。

良くも悪くも毒気のない南原清隆の番組にしては、「らしくない」一幕になってしまった。

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