11月13日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（TBS系）に、女優の藤原紀香が出演。前夫・陣内智則を連想させる〝因縁のアーティスト〟の曲を歌い、多くの視聴者をザワつかせている。
この日の番組は、歌舞伎役者・片岡愛之助と再婚し、梨園の妻となった藤原の私生活を徹底解剖。一般人からのさまざまな質問に答えるかたちで、謎に満ちたプライベートの様子が明かされていった。
藤原は再婚後、華道などの日本文化を学ぶ「お稽古教室」に通っているそう。VTRでは実際に稽古に通う姿も映し出され、道端に咲く花や雑草を使った生け花が紹介された。すると藤原は不意に、音楽デュオ『コブクロ』のヒット曲『桜』の歌詞を思い出したようで、「面白いですね、名もない花」と一言。さらに「名もない花には名前を付けましょう～っていうね」と、歌の一節を口ずさんでみせる。
ふと脳裏によみがえる陣内智則との思い出…「コブクロ」は藤原と陣内にとって、深い因縁のあるアーティスト。2007年の結婚披露宴で、陣内が「コブクロ」の『永遠にともに』のピアノ弾き語りを行ったのは、あまりにも有名なエピソードだ。
そんなアーティストの楽曲を藤原が突如歌ったことで、ネット上では、
《金スマ見てたら、VTRで藤原紀香がコブクロの桜を口ずさんでた…！》
《一生のうちに紀香さんのコブクロを聴く機会があるとは思わなかった》
《紀香の歌うコブクロ、見てるこっちが変な声上げちゃうくらいザワザワした。でも、少しずつネタにできるくらい今が幸せなんだろうな》
《コブクロ歌ったのは笑うところ？》
《えっ、コブクロ歌って大丈夫ですかwww》
《あかん、コブクロに反応してしまった。》
《フツーにコブクロ歌ってた紀香さん好き。たぶん陣内さんとも幸せな時間はあったと思う。同じ関西出身だったわけだし…》
といった驚きの声が相次いでいる。
「『コブクロ』の曲を歌えば世間に騒がれてしまうことくらい、紀香さん自身が最もよく分かっていたはず。そこであえて『桜』を歌ったことには、やはり意味があるのでしょう。『桜』は歌詞を読むと分かる通り、不幸な結末を迎えた恋愛についての楽曲。結ばれることがなかった相手への想いを抱えながら、少しずつ大人になっていく…そんな切ない男女のストーリーが歌い上げられています。紀香さんは、かつて道を違えてしまった恋人に対して、一体どんな気持ちを抱いているのでしょうか」（芸能ライター）
片岡との再婚によって、満ち足りた生活を送っているように見える藤原。しかしふとした時に、陣内と破局しなかった〝もう一つの人生〟の可能性に思いを馳せる瞬間もあるのかもしれない。