歌手・俳優と活躍するマルチタレントの福山雅治が、11月13日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。MC・タモリとのエピソードに反響が集まった。
今年でデビュー30周年の福山は、この日のVIP待遇を受けることに。VTRでは、過去にリリースした曲から「国民投票」と称された人気楽曲の紹介が行われる。トークでは、過去66回の出演で印象に残ったことが聞かれ、福山は「最近なんですけど、トークの~」と、意外にも歌ではなくトークコーナーでのエピソードを挙げる。
福山が明かしたのは、「リハーサルの時かな? 僕がデビューして25年とか経ってる時だったんですけど、昔のエピソードとか聞かれるわけですよね。『この時どうでした?』みたいな。で、聞かれるんだけど、正直覚えてないことが多いので。でも、盛り上げるために、『もはや嘘ついて盛り上げようと思っちゃってるんですよね』って言ったら、タモさんが『いや、いいんじゃない? つまらない真実より面白い嘘の方がいいよ』っておっしゃっていただいたんです」というエピソードだった。
タモリの人生は全て嘘?福山はこれにいたく胸を打たれたらしく、「これは金言をいただきまして。エンターテインメントにおいてとても大事なことだなと思って、今も心に留めておいて」とコメント。タモリは「僕は人生全て嘘ですから」とおどけてみせたが、ネット上にも胸打たれる視聴者が続出したようで、
《タモさんの名言つまらない真実より面白い嘘がいい! 福のラジオでも話してた。心音きた!》
《タモリさんの言葉、本当にステキ》
《ラジオでもよく話してくれるね》
《流石タモリさん》
《僕もエンターテイメントでは好みだなぁ~と共感》
といった反応が見られた。
フェイクが問題視される現代、嘘にも限度は必要だが…。