食材管理をせずに冷蔵庫の中身を使い切る3つのヒント

| アサジョ
食材管理をせずに冷蔵庫の中身を使い切る3つのヒント

 食品ロスを防ぐため、または節約のため、購入した食材はしっかり使い切りたい! そんな気持ちとは裏腹に、賞味期限がとっくに切れた食材が冷蔵庫から発見され、廃棄せざるを得ないこともありますよね。先を見据えた食材購入のやりくりや冷凍保存、作り置きがなど苦手な場合は、次のような方法で購入食品を使い切ってはいかがでしょうか。

■食事メニューに半端な食材を片付ける料理を組み込む

 週に数回、雑多な食材を組み込める鍋料理や煮物、炒めものの日を設けて、余った食材や1品にするには少ない食材を使い切りましょう。「今日は半端食材を使う料理の日」と意識するのがポイント。頭の中で組み立てた献立に沿って食材を選ぶのではなく、冷蔵庫の中にある食材のうち、早めに使い切った方がよい食材はどれかという視点で具材を選びます。冷蔵庫の中の状況をつかむことができ、翌日以降の食品消費計画も立てやすくなりますよ。

■買い物では“マイナス1日分”購入する

 まとめ買いが習慣になっている場合は、予定日数分ではなく、やや少なめに買い物をするのがオススメ。例えば、1週間分の食品を購入する場合は、6日分の献立に必要な食品を購入し、1日は余った食材で料理をすると使い切りやすいです。余った食材では不足するものだけは、途中で買い足すようにするのもよいですね。

■新しい料理を開発する

 計画通りに作る料理だけでなく、冷蔵庫の中にあるもので即興的な“創作料理”を楽しむのもオススメ。家族を巻き込んで審査員役を任命し、“我が家の定番料理として今後も食べていくか”を判定するのも楽しいですよ。余っている食材の種類を家族に公開し、新作レシピを募集するのも一つの方法。失敗も含めて楽しめるよう、イベント化するとよいでしょう。

 毎回献立を考え、綿密な購入計画を立てるのは簡単ではありませんよね。ちょっと家事の手を抜くことができる“余裕”として導入してみましょう。冷蔵庫の中に余っている食材がある場合は、ぜひ試してみてください。

(Nao Kiyota)

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