11月16日、大晦日の風物詩『第71回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表され、女性ソロ歌手のJUJUが初出場を決めた。
「JUJUはNHKの『世界はほしいモノにあふれてる』でMCを務めている他、コロナ禍を受けて放送された特番『ライブ・エール～今こそ音楽でエールを～』にも出演。同パフォーマンスの反応も良く、『紅白』制作チームは早い段階から出演の目星をつけていたと言います」（テレビ局関係者）
初出場者の記者発表にて、JUJUは「本当に私のような者がいいんでしょうか。こんな歴史のある場所に立っていること自体がすごく恐縮ですし、フレッシュな顔触れの中、全くフレッシュではなく、場違い感が半端ない」と控えめにコメント。一方、パフォーマンスについては、「何かを伝えられる歌を歌えたら良いなと思います」と意気込んでいる。
しかし、ネット上では、JUJUの出場に〝共演者〟と絡めた悲鳴も上がっているようで…。
故人を利用する演出がないかという心配も「ネット上に名前があがっているのは、7月に急逝し、世間に大きな衝撃を与えた俳優・三浦春馬さんです。JUJUと三浦さんは『世界はほしいモノにあふれてる』のMCを担当していたのですが、三浦さんが最後に出演した回の収録は、彼が亡くなる2日前というタイミング。JUJUは、三浦さんが芸能生活で共演した最後の人なのです。JUJUに罪は全くありませんが、彼女を見て三浦さんを連想してしまうというファンがいてもおかしくはありません。また、『紅白』が感動を誘うため、共演時のVTRを流したりエピソードを紹介する演出も考えられますからね」（テレビ誌ライター）
実際、三浦さんのファンからは、
《JUJUが紅白出るの三浦春馬さんのアレでしょ…見たい気持ちと見たくない気持ちで複雑》
《JUJUの「one more time one more chance」は三浦春馬を思い出して辛い》
といった悲痛な叫びが。また、
《JUJUの紅白、三浦春馬でお涙頂戴演出あるんだったらやだなぁ…》
《春馬くんを絡めた演出は絶対にやめて欲しい》
《故人を利用するようなマネだけはしてほしくないなぁ》
など、演出に対する懸念も上がっている。
三浦さんの訃報から早4カ月。4話で完結となったドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』（TBS系）で「観ていて辛い」という声があったように、ファンはまだまだ〝連想〟に敏感なようだ。