HIKAKIN“ロケ動画”でヤラセ? ラーメン店の客が「ずっと食ってる」

| まいじつ
画/彩賀ゆう

今やテレビを超える国民的娯楽コンテンツとなったYouTube。そのトップに君臨する国民的人気スター・ヒカキンのグルメロケ動画に、〝ヤラセ疑惑〟が浮上している。

問題の動画が投稿されたのは11月14日。ヒカキンは「激辛チャレンジ」と称し、都内にある激辛ラーメン店を訪れた。店には事前に撮影オファーをしてあるようで、ヒカキンはグルメ番組のように店の外観や厨房をリポート。店主と会話を繰り広げると、いよいよ激辛ラーメンを食していく。

一方、店内には別の客が4人いて、黙々とラーメンを食べ進めている。ヒカキンは奥のカウンターに座っているため、他の客は全員カメラに映り込む構図だ。しかしこの客、ヒカキンが店主との会話や調理レポート、実食と進んでいっても、一向に退店する気配を見せない。ラーメン店の回転率を考えると、不自然なほど長居しているのだ。

また、この客たち、よく見ると箸は動いているものの、あまり食べ進めている様子がない。トッピングをひとつずつレンゲに乗せて口に運ぶような食べ方をしており、まるで〝わざと遅く食べている〟かのような不自然さだ。

延々と箸を動かす不自然な客

結局、ヒカキンが完食してエンディングを迎えるまで、4人の客は黙々とラーメンを口にしていた。ヒカキンが来店した時には既に食べ始めていたことを考えると、食べるペースは異常に遅いと言わざるを得ない。

この不自然さに、視聴者の間では、彼らが賑やかしの〝背景役〟エキストラではないかという指摘が殺到。コメント欄には

《周りが違和感あって集中できなかった》
《客の人たち、いつまで空のスープすすってんの》
《スタッフさんだろうけど、後ろの客ずっっと食ってて草》
《他の客の人かヒカキンが合成なんじゃないかってくらい無反応なのわらうw》
《奥の人食べるの遅くない?》
《エキストラなのかな、なんか変だなあと思った》

といった声が相次いでいった。

「不自然さから察するに、今回のロケは店舗を貸し切り、他の客はスタッフかエキストラに演じさせたのでしょう。しかし、貸し切りなら貸し切りとヒカキン単独で行なってもいいわけですし、これは批判が起こるようなロケ法でもない。逆に、さも通常営業時に行ったように見せかける方が、何か意図があるのではと疑念を生んでしまいます。今回の動画は飲食店紹介キャンペーンの一環なので、元々ロケを装った宣伝なのでしょうが…」(エンタメ誌ライター)

国民的スターという影響力の高さゆえ、企業や店舗側から、ギャラを支払ってまでロケ依頼が殺到していると言われているヒカキン。それならそうと、情報公開や透明性の担保を徹底してほしいものだ。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
エンタメ