「極主夫道」視聴率伸び悩み、“局内議論”で浮上した「最も根本的な問題」とは

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「極主夫道」視聴率伸び悩み、“局内議論”で浮上した「最も根本的な問題」とは

 玉木宏と川口春奈が夫婦役を演じ、竹中直人、滝藤賢一らが脇を固める日本テレビ系ドラマ「極主夫道」。

 豪華キャストに加え、累計発行部数300万部超えの大ヒット漫画が原作であることから、制作発表時から高視聴率が期待されていた。

 10月11日の初回放送では11.8%(ビデオリサーチ調べ・関東、以下同)と上々の滑り出し。

 第2話も10.1%と二ケタ台をキープしたのだが─。 同局関係者が語る。

「3話以降、物語が佳境に入る8話まで一ケタ台に低迷を続けているんです。それも初回から徐々に数字が下がっている『視聴者が脱落しているパターン』。期待が大きかっただけに、局内では落胆の声が出ていますね」

 ストーリーの盛り上がりに反し、下がり続ける同ドラマの視聴率。

 同局では「低迷の理由を解明すべく連日議論が交わされている」のだという。

「日本シリーズの影響で放送時間が大幅に遅れるなど不運もありましたが、視聴者が徐々に離れていった『最も根本的な問題』と指摘されている要素が浮かび上がっているんですよ」と同関係者。

 脱落を招いた問題とは。

「原作とあまりにも設定を変えすぎたことですね。原作通りだと玉木と川口は古いアパートで二人暮らしをしているはずなのに、ドラマでは一軒家に住み、娘までいる。初回を楽しみにして見た原作ファンに次第に見放された結果だと考えると筋が通ります」(前出・日テレ関係者)

 背景にはファンの反発もやむなしの改変があったようだ。

(山倉卓)

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