12月2日に放送された『FNS歌謡祭』（フジテレビ系）に、アーティストの三浦大知が登場。最新技術を駆使したパフォーマンスを披露したのだが、残念ながら視聴者からは不評だったようだ。
この日の番組で三浦は、最新の映像技術『ボリュメトリックビデオシステム』とコラボレーション。撮影した画像から3D空間を再構成して、空間内を自由な視点で見られるという画期的な技術だ。
フジテレビ系列で放送中?
FNS歌謡祭❤️第1夜
まもなく#三浦大知 さんが登場！
なんと!!日本の音楽番組史上初!#Canon の最新技術 #ボリュメトリックビデオシステム
足の裏から頭の上まで360度見れる!映像で
（RE)PLAY を披露
公式ハッシュタグ#FNS歌謡祭 をつけて感想をつぶやいてくださいね⭐️ pic.twitter.com/pHovYXD1aB
— FNS歌謡祭【公式】 (@fns_kayousai) December 2, 2020
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日本の音楽番組としては初めての試みだったが、どうやら効果的には使用できなかった様子。360度くまなく三浦のパフォーマンスを見ることができたものの、視点がしきりに動くため肝心のダンスが途切れているように映ってしまう。また上下左右に動く視点により、画面酔いしかねないほどの映像となっていた。
三浦大知のパフォーマンスが台無しに…？最新の技術を駆使した三浦のパフォーマンスに対して、ネット上では、
《最新技術を使った割に、三浦大知の良さ全然活かしきれてなくて笑ってしまった》
《最新の撮影技術とやらのせいで、酔いそうになりました。普通にカメラ前からの固定でいいのに》
《一昔前のCGを見てるようで全然良くなかったどころか、それが気になって三浦大知に全く集中できなかったわ！》
《途中グルグルしてるのを注視しすぎて酔いそうになった》
《まるで乗り物酔いみたいになってクラクラ。素晴らしい技術に置いてけぼりな昭和生まれのわたし…》
《下から見えるのは面白いと思ったけど、かっこいいダンスを見てたら画面が回りすぎて…》
《いやー三浦大知の良さを完全に消す演出は流石の一言ですね》
などと、苦言を呈する声が多く見受けられた。
「国内はもちろん、海外からも絶賛されている三浦のダンスパフォーマンス。今回の番組では最新技術とコラボするということもあり、高い関心が集まっていました。しかし、肝心の映像がカクついたり、止まってしまうといったハプニングが。また、足の裏側が見えるのは斬新で良かったかもしれませんが、ダンスの凄さが伝わりにくくなってしまうという欠点もありました。いつも通りシンプルな映像の方が三浦のパフォーマンスが際立ったでしょうね」（芸能ライター）
最新技術を駆使したものの、裏目に出てしまい残念な結果に。次に同じ試みをするときは、今回の反省点を生かしてもらいたいものだ。
【画像】
Andrey_Popov / Shutterstock