12月5日に放送された『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）で、『嵐』にまつわる感動的なエピソードが飛び出した。ファンからも、感動の声が次々と上がっている。
同日放送されたのは「二宮和也記念館」。メンバー・二宮和也の半生を振り返り、幼少期・Jr.時代・デビュー後など、さまざまな秘蔵エピソードが映像や記念品とともに明らかになっていった。
感動エピソードが飛び出したのはデビュー時のこと。年表をまとめたパネルに「嵐お披露目コンサートでトイレにこもって号泣」という項目があり、進行役の櫻井翔がその内幕を紹介する。1999年10月9日、翌月にデビューを控えた「嵐」がお披露目として出演したジャニーズJr.のコンサート『特急（109）投球（109）コンサート 東京ドームに大集合!!』にて、二宮はリハーサルで振り付けの先生に怒られたことを理由に、トイレにこもって泣いてしまったと回顧。
叱られたことに「すいません」と謝ったものの、「ずっと怒られているうちに、俺もう辞めるのに、なんで辞めるのにこんなに怒られなきゃいけないんだろう」「俺、当時辞めるつもりで活動していたから、すごい悲しくなってきて」と、当時の心境を振り返った。
ニノが最初辞めたがってたのは知ってたけど…ここでキーマンとなったのが櫻井。「僕はスタッフの人に『ニノが出てこない。トイレに行ってニノを出してくれ』って言われて、トイレに行って『ニノ、やろう。ニノ、出てきてやろう』って言ったのを覚えてる」と明かし、優しく諭すような当時の口調を再現した。
このエピソードに、視聴者からは
《怒鳴るでも急かすでもなく優しく声かけてくれた翔さんに泣いてしまう》
《もうその時の様子を想像しただけで私が泣ける よく頑張った》
《トイレに引きこもって大号泣は初めて聞いたし、翔くんの優しい声の掛け方と、ニノのその時の気持ちに涙出そうだった泣でも分かる》
《ドームのトイレこもり号泣事件初耳だった。ニノが最初辞めたがってたのは知ってたけど、結構飄々としたイメージだったから号泣と聞いてびっくり》
《その時、辞めないでくれてありがとう》
などの声が殺到したのだ。
ここでもし出てこないままだったら…スターになることはなかったし、これほどのアンチを抱えることもなかったと思うと感慨深いものだ。