ウーマン村本、みずからの「アジ演説漫才」を「面白い漫才」と確信していた!?

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ウーマン村本、みずからの「アジ演説漫才」を「面白い漫才」と確信していた!?

 ウーマンラッシュアワーの村本大輔が12月6日放送の「THE MANZAI 2020」(フジテレビ系)にて披露したネタが物議を醸している。村本は相方の中川パラダイスを置き去りにするようにして一人で政治批判の大演説を展開。桜を見る会や原発、米軍基地などをテーマにしゃべりまくり、最後には「フジテレビ、このネタ改ざんすんなよ」と吐き捨てていた。

 3日後の12月9日には「ビートたけしさんのコメント」と題して、コンテンツ配信サイトのnoteにてTHE MANZAIの裏話を公開。これまでは2日間ある収録日のうち、ビートたけしらのMC陣が不在の日を選んでいたが、今年は実験としてあえてMC陣のいる日に合わせたという。その告白に、お笑い好きから疑問の声があがっているという。ある芸能ライターが言う。

「村本は、視聴者はワイプに映る芸能人の表情やMCたちの発言をみずからの“答え合わせ”に使っていると主張。それゆえこれまでは『その答え合わせをさせず自分の判断で「面白い、面白くない」の答えを考えて欲しくて』とのことから、MC陣のいない日を選んでいたと明かしました。そんな村本に対して『そもそも自分のネタを“面白い漫才”と思っていたのか!?』と半ば呆れたような驚きの声が出ているのです」

 もちろん、村本の繰り出すマシンガントークが話術として高いレベルにあることは明らか。最後にもってきたフジテレビ相手の捨て台詞までを含めて、よく練られた台本であることは確か。しかしこれを「面白い漫才」と呼ぶことができるのかというわけだ。

「村本のネタは漫才というより《とてもしゃべりのうまいいアジ演説》でしょう。ビートたけしが『ああいうのは北千住の駅前によく居たな』評したように大きな駅にはよく似合うことでしょう。村本が『面白例え』と評していたたけしの発言は、あくまで視聴者の総意を代弁したもの。おそらく、ほとんどの視聴者が《あれは漫才ではない》と思っていると思いますよ。当の村本は『漫才として面白い』と思っているようで、そこはある意味、彼らしくもあります」(前出・芸能ライター)

 村本がテレビで“漫才”を披露するのは「THE MANZAI」の年1回だけ。たけしの言葉からも感じられるように、視聴者としては年1回でもお腹いっぱいなのかもしれない。

(金田麻有)

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