デーブ大久保が明かした巨人時代の「人間不信」と涙の理由

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デーブ大久保が明かした巨人時代の「人間不信」と涙の理由

 かつて常勝球団と呼ばれた西武ライオンズ、人気の伝統球団・巨人のセ・パ2球団に籍を置いた元プロ野球選手、大久保博元氏が、自身の経験ついて学んだことをYouTubeチャンネル〈デーブ大久保チャンネル〉で説いたところ、視聴者の称賛のコメントが相次いでいる。

 12月8日〈【手のひら返し】巨人に移籍して変わった世間の反応〉とタイトルをつけた投稿回がそれだ。

水戸商業高校で活躍を見せていた大久保氏が、ドラフト1位で西武ライオンズから指名されたのは1984年のことだった。「有頂天になっていた」と振り返る大久保氏の実家には、町長まで集まる大騒ぎになったそうだ。

 しかし、西武ライオンズでの6年間、安打はトータル23本、本塁打は6本と精彩を欠き、「大久保は野球をやめた?」と地元で噂になるほど「人が離れていった…」という。しかし一転、それが92年に巨人に移籍して活躍を始めたところで、「俺ね、本当に人間不信になったの」と語る大久保氏。電話が鳴りやまぬほどかかってくるようになり、むしろ逆転ホームランを打った帰り道に人の変わりようがイヤで、「涙した」といった意外な真相を告白した。

 人生の浮き沈みを語った大久保氏は、座右の銘に「褒められて有頂天にならず、けなされて落ち込まず」を挙げており、視聴者からは「響くお話でした」「もの凄く勉強になります」といったコメントが相次いだのだった。

「頑張って!」とのファンの声に「頑張ってるわこのバカ野郎!」と心の声で言い返していたが、失敗と年齢を重ねるごとに「グッドラックって意味になってきたな」と解釈できるようになったと大久保氏。53年かけて培ってきた感慨深い教えに、オジサン世代は共感できる方も多いだろう。(ユーチューブライター・所ひで)

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