『スッキリ』夫の不機嫌な態度“フキハラ”特集に批判殺到「なぜ夫だけ?」「放送自体がハラスメント」

『スッキリ』日本テレビ公式サイトより

 12月15日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)は、パートナーが不機嫌な態度をとる“不機嫌ハラスメント=フキハラ”を特集。番組では、女性に「夫から受けたフキハラ」を街頭インタビューしていたが、ネット上で「これ女性側にばかり被害者がいるような放送」「別に男だから女だから大人だからとか関係なくね?夫に不快感ってワードに不快感」と批判の声が殺到している。

 番組では、フキハラとは「夫や妻が不機嫌になり、パートナーが不快な思いを抱くことを不機嫌ハラスメント“フキハラ”」と解説していたが、フキハラを受けたエピソードとしてとして紹介されたのは女性側の意見ばかり。「仕事から帰ってきたあとはイライラしてる」「疲れているときは不機嫌になりやすい」など、妻から夫へのいら立ちに焦点をあてた番組構成となっていた。

「これに視聴者から『いや、妻側だけが被害者というふうな放送の仕方…なぜ?うちは逆…妻が気分屋で帰宅するなり不機嫌で無言。』『夫婦お互い不機嫌なときあるやろ。』『妻の意見が多い。また男が悪者に。妻の不機嫌からのストレスでの不機嫌かもしれん。』『女が勝手に不機嫌になる場合もあんだろ』『女性被害の目線ばっかりで、これに関しては男性の意見も報道すべきでは?』と異議を唱える声が殺到。

 そもそも、なんでもかんでもハラスメントとして名前をつけてしまう昨今の風潮には『何でもハラスメントって付けたら良いもんちゃうぞ。』『もうさぁ、ハラスメントのハラスメントよね。ハラハラよ。不機嫌な時なんて、人なら誰だってあるだろ。』『何でもかんでもハラスメントと言う事によるストレスは、ハラハラとでも言えば良いのかな』と嫌気がさしている人も多いようでした」(芸能ライター)

 一方、ハリセンボンの近藤春菜(37)は、両親から注意を受けたときは「心を許していると、不機嫌を出しちゃうんですよ。ちょっとイラッとして怒っちゃったり言い返したりする」と自身の態度を振り返り「自分の発言で雰囲気が悪くなる」と回顧。そのうえで、「結局楽しいことって向こうからはやってこないんですよ。自分たちが『楽しいことしよう』ってやらないと生まれないから、不機嫌な一言を言ったときに相手も悲しくなって負の連鎖でしかないから。なんか起きたときに楽しくなる一言を自分から言えるかどうかだなと思う」と持論を展開。

 これには「春菜さんの考え方素敵だし、まさにその通り!分かってるんだけど、自分はできてない」「楽しいことは向こうからはやってこない。春菜ちゃん、名言だなぁ。」と絶賛の声が集まっていた。なんでもかんでも“ハラスメント”と決めつけるのではなく、お互いの気持ちを思いやることが一番大切だと改めて感じた人が多かったようだった。

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