『危険なビーナス』胸糞悪い“最終回”で視聴者激怒「今年度最悪のドラマ」

| まいじつ
『危険なビーナス』胸糞悪い“最終回”で視聴者激怒「今年度最悪のドラマ」

12月13日、妻夫木聡主演の日曜劇場ドラマ『危険なビーナス』(TBS系)が最終回を迎えた。結末をめぐって、視聴者はなんともいえない気持ちになってしまったようだ。

原作は、多くのベストセラー作品を生み出している東野圭吾氏の同名小説。主人公・手島伯朗(妻夫木)の弟・矢神明人(染谷将太)の失踪事件をきっかけに、伯朗は明人の妻を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)と共に、故人・矢神康之介の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

最終回では、楓が実は潜入捜査官だったと明らかに。明人とは夫婦関係などではまったくなかったのだ。伯朗は楓に好意を寄せていたため、明人の妻でなかったのは良いとして、今までの行動がすべて演技だったと思うと、がっくりと肩を落とす。「明人の妻の楓」という人物はこの世にいなかったと、放心状態になるのだった。

そんなある日、伯朗は楓とは別に好意を寄せていた、伯朗の助手を務める動物看護師・蔭山(中村アン)からディナーの誘いを受ける。蔭山も実は兼ねてから伯朗のことを気になっており、楓には嫉妬していたようなのだ。

伯郎は誘いを受けてレストランへ行くも、やはり楓のことが気になるため、ディナーを中止しようと決意する。しかしレストランにいたのは、なんと蔭山ではなく楓だった。捜査の中で伯郎に好意を抱いた楓は、蔭山にお願いしてディナーを代わってもらったという。

蔭山派が圧倒的多数だった

こうして、無事に結ばれた伯郎と楓だが、これでは蔭山の立場があまりにもなさすぎる。蔭山はこれまで懸命に伯郎をサポートして心配して、伯郎が思わず蔭山を抱きしめるシーンもあった。そのためネット上では

《蔭山くんかわいそうすぎひん? 仕事辞めるわこんなの》
《伯郎も嫌い。楓も嫌い。蔭山さんがかわいそう》
《胸糞悪い終わり方だったなぁ…。 見た目が好みだったらえぇんか。 あぁーあ。蔭山さん…》
《今年度最悪のドラマだったなw 蔭山さん当て馬にしたこと許さん》
《蔭山さんて、ただ伯朗の欲望の吐口というかセクハラに付き合わされただけだよ》

といった怒りの声があがっている。

あまりの展開に、事件の犯人などよりも、視聴者の関心は恋の行方に向かってしまったようだ。

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