“ネクスト鬼滅”はNGワード? ありがたくない称号に『呪術廻戦』ファン激怒

| まいじつ
“ネクスト鬼滅”はNGワード? ありがたくない称号に『呪術廻戦』ファン激怒

12月13日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)で、『週刊少年ジャンプ』に連載中の大ヒット漫画『呪術廻戦』の特集が放送された。その中で同作を〝ネクスト鬼滅〟と紹介し、ファンから批判の声が殺到している。

この日の番組では、『今後社会現象になるかも!?「呪術廻戦」の魅力に迫る』と題した企画を放送。「呪術廻戦」は、人間の負の感情から生まれる〝呪い〟と、それを祓う〝呪術師〟の戦いを描いた作品だ。

冒頭のインタビューでは書店員が「本当に売り上げだけ見ていても〝ネクスト鬼滅〟っていう…」とコメント。さらに、お笑いコンビ『かまいたち』の山内健司も自身のYouTubeチャンネルで「この漫画は今後、ジャンプを支えていく。すっごい漫画になる」と「呪術廻戦」を絶賛していた。

ポスト『鬼滅の刃』はどの作品?

「呪術廻戦」のファンは〝ネクスト鬼滅〟というワードが引っかかった様子。ネット上には、

《「鬼滅の次」じゃない。「呪術廻戦」っていう名前があります。鬼滅にも呪術廻戦にも失礼》
《ネクスト鬼滅とかって言われてるけど、前から呪術廻戦を読んでる人からしたら、かなり不愉快だよな》
《鬼滅の二番煎じみたいに言われるのは嫌だなって思う。もっといい表現なかったのかな…》
《ネクスト鬼滅というトレンドをみた時の私の気持ち…もう黙れ…》
《ネクスト鬼滅っていう変なフレーズがトレンドに出てて…なにかと思ったら、別の作品指してそう呼んだテレビ番組があるらしい。商売でしか物を見てないのかな》

などと苦言が寄せられている。

「にわかに〝『鬼滅の刃』の次にブレークする作品はどれだ!?〟と盛り上がっていますが、『週刊少年ジャンプ』では伝説的ヒット漫画『ONE PIECE』が連載されていることを忘れてはなりません。現在、同作は作者が最も力を入れていると言われる『ワノ国編』が佳境を迎えています。『鬼滅の刃』によって話題に出ることが少なくなってしまいましたが、『ONE PIECE』は今でも『週刊少年ジャンプ』の看板漫画。すでに完結してしまった『鬼滅の刃』とは違い、『ONE PIECE』はこれからも伝説を作っていってくれるでしょう」(カルチャー誌ライター)

作品を広めようとしてファンを怒らせてしまった『サンデー・ジャポン』。何でもかんでも、〝鬼滅〟と関連づけるのは止めたほうがよさそうだ。

【画像】

Savalov Nikita / Shutterstock

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