長きにわたる大河ドラマとアイドルの蜜月関係についてプレイバック。アイドル史的に特筆すべき重要作品をクローズアップ!
【重要作品4】第47作『篤姫』(08年)初のアイドル系女優単独主演作
それ以前にも松嶋菜々子(『利家とまつ』)、仲間由紀恵(『功名が辻』)など20代の女優が主演した例はあるが、それらは男優との“ダブル主演”の体裁だった。
この『篤姫』こそ、初のアイドル系若手女優が単独で主演した作品だ。当時22歳の宮崎あおいが篤姫を演じた同作は高視聴率を獲得。その影響か、以後は上野樹里(『江』)、綾瀬はるか(『八重の桜』)、井上真央(『花燃ゆ』)らが続くことになる。