2020年9月、芸能人が続々とYouTubeに進出する流れに乗り、1人の男がYouTubeデビューを果たした。芸能界最強のグルメ王『ダチョウ倶楽部』の寺門ジモンだ。そしてこのチャンネル、ジモンの変人ぶりが遺憾なく発揮され、その凄まじさを改めて世に知らしめている。
記念すべき最初の投稿となったのは、ジモンが「肉の天竺」と呼び、各メディアでも頻繁に紹介している、都内の焼肉店・スタミナ苑。まさに、初回にふさわしいチョイスと言えるが、なんとこの回、店に並んで席に着くまでで終わってしまった。次回はメニュー紹介に入ったが、紹介したのは、モツ煮込み、サラダ、キムチといった前菜や副菜。肉には第3回でようやく突入と、丁寧な紹介による「スタミナ苑愛」が伝わってくる。
そしてこの肉、焼くところはなんとノーカット編集。焼く時間から返すタイミングまで、ジモンの動きをなぞれば、同じように味わえるようになっているのだ。その後もジモンは、焼肉店でのロケをメインに、動画を続々と投稿。しかし、どの回も彼のこだわりが見えるものばかりで、ありきたりなグルメロケとは一線も二線も画している。
10月投稿のイタリアンレストラン動画でも、そのこだわりを垣間見ることができる。冒頭、スタッフから苦手なものを聞かれたジモンは、「雑なものが嫌いです」と即答。1皿目の前菜を口にすると、「ちょっと微妙」「サーモンとチーズときゅうり。まぁそんなもんだな」と、やはりただのグルメロケではない、正直コメントを発している。
店員にも、「カカオを使うとカカオの香りになっちゃって、苦味でトマトが分かんない」とアドバイス。平日の昼や土日の午後にやっているようなグルメ番組とは、明らかに毛色が違う〝ガチ〟であることが分かるだろう。