1月1日放送の『芸能人格付けチェック! 2021お正月スペシャル』(テレビ朝日系)の一幕をめぐって、一部視聴者が激怒している。しかし、完全な〝冤罪〟という可能性もあり、ネット上では擁護の声もあがっているようだ。
今回の「格付け」では、新型コロナウイルスの影響もあって、メインMCの1人である伊東四朗が高齢を理由に欠席。『ダウンタウン』浜田雅功のみのMCで行われた。そして番組には、無敗を誇るGACKTをはじめ、前川清、梅沢富美男といった大御所のほか、渡部篤郎、武井咲、『日向坂46』メンバーなどが出演した。
ネット上で問題視されているのが、結果発表を待つ待機部屋での一幕。前川が部屋に入ってきたところ、『日向坂46』メンバーが席を譲らず、前川を後列に座らせていたことが「失礼だ!」と批判されて炎上している。例年の『格付け』では確かに、芸能界の先輩が部屋に入ってきたところで、後輩が席を譲るという風景が何度も見られていた。
「しかし今回の番組は、コロナ禍での収録。いつもはソファのはずの席も、独立した椅子に変化しており、椅子と椅子の間にはアクリル板を置く感染対策がなされていました。そのため、自分が座っていた席を譲ってしまっては、せっかくの感染対策が台無し。実際、今年の放送では『日向坂46』メンバー以外も先輩に席を譲っておらず、唯一、渡部が梅沢に譲るシーンがあっただけです」(芸能記者)
『日向坂46』だけ叩かれる風潮番組視聴者の間では、スタッフが事前に席を譲り合わないよう演者に注意していたのでは?と推測する声も多くあがっている。そして『日向坂46』メンバーの炎上に対して、
《格付けで日向坂が席譲らなかったって叩かれてるけど、単純にコロナ対策の可能性高くない…? なんでみんな想像力がないの?》
《日向坂じゃない時も前川さんが端っこに座って他の人が譲ってないところもあった。アイドルだからって言ってそこだけ叩かれるのはかわいそうかなと》
《日向坂が席譲らなかったのって感染対策じゃないの? 他の出演者も席譲ってなかったやん》
《日向坂が席譲らなかったのは確かに駄目やったのかもしれないけど、同じような対応してた他の出演者も叩けばいいのにねぇ》
など、同情の声が多くあがっている。
なにはともあれ〝マナー警察〟は元旦からフル稼働のようだ。