コロナ禍で、この年末年始は家にこもって食っちゃ寝ばかり。当然のごとく突き出たお腹を見て、正月早々、ため息をついた読者も多いのでは?
こんな人にピッタリのダイエット法がある。『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)などのテレビ番組でおなじみ、医学博士の池谷敏郎『池谷医院』院長が提唱する“ゾンビ体操”だ。
「生活習慣病の患者さんに“肥満は健康の大敵です。痩せるためにぜひ運動してください”と勧めても、実行してくれないんですね」
その言い訳は「寒いから」「暑いから」「膝や腰が痛いから」「時間がないから」「花粉症だから」というものが多いんだとか。
「だから、いつでも、どこでも、誰にでもできて、効果的な運動法はないかと、ゾンビ体操を編み出したんです」(池谷氏=以下同)
池谷氏の著書『内臓脂肪を落とす最強メソッド』(東洋経済新報社)でも詳しく紹介されているゾンビ体操のやり方は、その場で軽くジョギングしながら、両肩を前後にユラユラと、まるでゾンビのように1分間動かす。次に、大きく腕を振って、30秒間ゆっくり足踏み。これを1回3セット、朝昼夜の一日3回行うだけで、お腹にたまった内臓脂肪が、驚くほど落ちていくという。
「ジョギングは歩いたときの2〜3倍のエネルギーを使います。一日分のゾンビ体操から、30分間のウォーキングと同じ運動効果が得られるんです」その運動量は、距離にして約2キロ分、歩数にして約2800歩分に相当する。
さらにゾンビ体操は、ふだん使われないインナーマッスルに働きかけるのだ。
ゾンビ体操のお腹を凹ませるという基本姿勢は、体幹を鍛える呼吸法の“ドローイン”と同じで、腹部の腹横筋や腹斜筋などを使うという。
「女性につきやすい皮下脂肪と違って、男性につきやすい内臓脂肪は、ちょっとの努力で落としやすいんです。腹筋を動かすことで、さらに効率的に痩せられますよ」
ゾンビ体操は腹筋だけではなく、足までのほぼすべての筋肉を使う。ちなみに下半身には全身の6〜7割の筋肉が集中している。
「すると、血管をしなやかに保ち、傷ついた血管を修復するNO(一酸化窒素)というガス状の物質が活発に出てきます。つまり、血管と心臓が若々しくなるんです」
また、肩を前後に揺らすことで、上半身の血行までよくなり、肩や首の凝りの改善にも役立つという。現在発売中の『週刊大衆』1月25日号では、座ってできるゾンビ体操のやり方も紹介している。