新成人の皆様、この度は誠におめでとうございます。
残念ながら、このコロナ禍で式典が中止される自治体もあると聞きますが、ともあれこれから共に社会を支える仲間として、心より歓迎いたします。
さて、今ではハッピーマンデー(1月の第2月曜日)となっている「成人の日」ですが、昔(※)は毎年1月15日に固定されていました。
(※)国民の祝日に関する法律(祝日法)が公布・施行された昭和23年(1948年)から、改正された平成11年(1999年)まで。
一体どういう理由があったのでしょうか?今回はそれを調べて、紹介したいと思います。
家内円満、豊年満作を祈願する小正月1月15日は小正月(こしょうがつ)であり、元服(げんぷく。成人儀礼)の日取りとしてよく選ばれたことが由来のようです。
昔は男子の成人を元服(数え12~15歳ごろ)、女子の成人は裳着(もぎ。