「勇敢な議員を勇気づけるために議事堂へ行こう!」
1月6日(日本時間7日未明)、トランプ大統領の呼びかけで支持者たちが暴徒化。連邦議会議事堂に突入したことで議会審議が中断されたばかりか、死傷者が出る事態となった。だが、これは対岸の火事などではない。過激化するトランプ支持者たちの狂騒は日本にも飛び火していた。
昨年の12月23日に銀座3丁目のビル内でインタビューをしていると、外から大声が聞こえてきた。
「トランプ大統領は立派だ!!」
などと叫んでいる。トランプを支援するデモのようだ。ちょうど仕事が終わって外に出ると、デモ隊が有楽町駅に向かって進んでいた。かなり密な状態で、正直、「こんな時期にデモするんだ……」と戸惑ってしまう。
デモ隊は、有楽町駅前に集まり、講演を始めた。老若男女が集まっているようだった。中には色香漂うサンタのコスチュームを着ている女性もいた。街宣車が停められ、街宣がはじまる。
「選挙の不正は明確で、許しがたい!! 民主主義の崩壊だ!!」
など、いかにトランプが正しく、バイデンはそうでないかが語られる。バイデンに関しては「ボケたおじいちゃんだから仕方がない」というふうに、完全にコケにしていた。
「信仰を持った人が中国共産党、ディープステートと戦っている。もし敗北したら、世界が滅びることでしょう!!」
とかなり規模の大きな話になった。ちなみにディープステートとは、アメリカ合衆国が影の政府に操られているとする説だ。
「中国は嘘つき国家であり、南京大虐殺は本当になかった!!」
途中からは、中国の陰謀論も語られた。
すると、隣にいた老夫婦が、
「そうだ!! 中国の馬鹿野郎!!」
と怒鳴った。結局、トランプ応援と同じくらいの比率で、中国に対する批判があった。