株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「解剖病理学装置・消耗品の世界市場 (2020-2030年) :COVID-19による成長と変化」 (The Business Research Company) の販売を1月12日より開始いたしました。
解剖病理学装置・消耗品市場は、事業体(組織、個人事業者、組合)による売上と関連サービスで構成されています。解剖病理学は、組織や臓器を分子レベル、生化学的、顕微鏡レベルで検査し病気の診断を行う科学の一分野です。
解剖病理学装置・消耗品市場は、2019年の172億6000万米ドルから2020年には164億7000万米ドルに減少し、CAGRマイナス4.58%の縮小が予想されました。これは、COVID-19の発生により、ソーシャルディスタンスの確保、リモートワーク、産業やその他の商業活動の閉鎖など封じ込め措置が実施され、運営上の課題が生じたことに起因しています。その後、市場はCAGR8.5%で回復し、2023年には210億3000万米ドルに達する見込みです。
2019年の解剖病理学装置・消耗品市場は、北米地域が最大市場でした。アジア太平洋地域は急速に成長すると予想されています。
がんなどの慢性疾患の発生率の増加が、解剖病理学装置・消耗品市場の需要を牽引すると予想されています。米国癌協会によると、2019年の米国での癌の新規症例数は170万人、癌による死亡者数は60万人となっています。世界で最も多いがんは肺がん、前立腺がん、大腸がん、乳がんの4つで、新規がん患者の43%を占めています。そのため、世界的ながん罹患率の上昇は、同市場の需要を押し上げると予想されています。
臨床検査室や診断検査室における熟練した専門家の不足が、解剖病理学装置および消耗品市場の成長を阻害しています。解剖病理検査には、生命科学、医薬品、電子機器、ソフトウェアに関連する専門的なスキルが必要です。これらのスキルセットを利用できる組織は限られており、そのほとんどが米国と欧州に存在しています。分子生物学実験を実施し、その結果を解釈できる訓練を受けた人手が不足していることが、発展途上国における解剖病理学装置による検査と保管の大きな制約となっています。
解剖病理学装置・消耗品の市場、発展途上国における熟練労働者不足が市場の成長を制限
2021.01.12 09:00
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