王監督を激怒させたホークス“大乱闘”の内幕

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王監督を激怒させたホークス“大乱闘”の内幕

 元プロ野球選手、高橋慶彦氏。選手としては主に広島カープに籍を置いていたが、引退後は1995年と96年に福岡ダイエーホークスで一軍打撃・走塁コーチを務めた。95年は王貞治氏が監督に就任し、今の最強軍団・ホークスを産み出す元年であった。

 そんな高橋氏が、自身のYouTubeチャンネル「カープよしひこチャンネル」で、ダイエーコーチ時代に王監督に激怒された“死球”にまつわる過去のエピソードを明かした。

 1月8日に〈【王貞治監督大激怒事件】王さんが慶彦さんに激怒した事件の真相を語ります【金本知憲】【福岡ダイエーホークス】〉とタイトルをつけた投稿回がそれで、「対日本ハム戦」における話のようだ。

 あまりに被死球と危険なスライディングが多かったことから、高橋氏は「仕返しに…」とダイエーのピッチャー、故・藤井将雄氏に、日本ハムの1番打者、ロブ・デューシー氏に死球の指示を出したのだそうだ。コーチの指示に選手は逆らえない。藤井氏はマジメな性格から、あからさまに初球で当ててしまい、乱闘騒ぎを起こしたのだが、これは王監督のマジメな人柄を考慮して内緒で行われたものだったため、「まあ王さんに怒られた怒られた。激怒したもん…」と高橋氏は苦笑して振り返ったのだった。

 仕返しに死球とは、子どもへの教育上にもよろしくない話だが、90年頭あたりまでは死球のサインもあったと、元プロ野球選手、佐々木主浩氏も清原和博氏のYouTubeチャンネル〈清ちゃんスポーツ〉に出演した際に明かし、今の選手は仲が良すぎると口にしている。

善し悪しの判断は読者諸兄の判断に委ねるとして、世の常識も時代と共に移ろいでいくものなのだろう…。(ユーチューブライター・所ひで)

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