コロナ禍で失業した夫婦、貸しに出した自宅の庭に住み着く 「賃貸契約に庭は含まれていない」と主張

| リアルライブ
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 新型コロナウイルスの影響で仕事が減る、もしくは仕事を失った人は多いだろうが、海外では、失業した夫婦が予想外の行動に出て人々を驚かせている。

 オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で、新型コロナの影響で失業した中年の夫婦が生活に困り自宅を貸しに出したが、その後も家の庭に住み着き問題になっていると海外ニュースサイト『LADbible』と『THE Sun』が1月7日に報じた。

 報道によると、夫婦は新型コロナの影響で、ともに無職になったという。夫婦が何の職業に就いていたのかは明かされていない。生活費を工面できず、夫婦は住んでいた家を賃貸に出すことにした。3人の子どもがいる若い夫婦に週560オーストラリアドル(約4万5000円)で貸し出したそうだ。

 中年夫婦は家を明け渡したが、その数日後、家の裏庭にテントを張り、テントで暮らし始めたという。前もって若い夫婦に「今夜から家の庭を使わせてもらう」とメッセージを送っていたという。若い夫婦は出て行くよう注意したが無視された。その後、中年夫婦はテントの中で過ごし始め11日間が経過したという。

 幾度となく注意を受けたものの、中年夫婦は「賃貸契約には庭は含まれていない。私たちは庭を占領する権利がある」と主張し、出ていくことはなかった。テントの横にバケツを置き、そこでトイレを済ませているという。

 若い夫婦は警察に相談。現在、警察は契約書の内容を精査し、不法侵入に当たるか調べを進めているそうだ。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「裏庭にテントを張って住むなんて異常すぎる。精神がおかしいのか常識がないのか…」「コロナで生活が苦しくなった気持ちは分かる。かといって賃貸に出した家の庭に住んでいい理由にはならないが」「契約書の詳しい内容は分からないが、夫婦は意図的に庭を賃貸契約に入れず、初めから住み着く予定だったのかも」などの声が挙がっていた。

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