長谷川博己が佐々木蔵之介の身体能力を絶賛!それでも小指のクセは…

| Asagei Biz
長谷川博己

 クライマックスまで残り2話、佳境に入ったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の知られざるエピソードが明らかになった。

 ドラマで豊臣秀吉を演じる佐々木蔵之介が1月23日の「土曜スタジオパーク」に出演。秀吉といえば、これまで戦国時代に大出世を果たしたヒーローとして描かれることが多かったが、今回の「麒麟がくる」では出世欲をむきだしに、たびたび長谷川博己演じる明智光秀と衝突。1月24日オンエアの42話では、織田信長に反旗をひるがえした荒木村重の処遇をめぐって、光秀が「何故ここまで配下の者を追い込んだ?目が行き届かないんだと厳しく叱責を受ける立場であろう!」と厳しく糾弾する場面も見られた。

 そんな劇中のピリピリモードとは裏腹に、「土スタ」では和やかな舞台裏が共演者たちによって明かされた。織田信長役の染谷将太がVTR出演で佐々木蔵之介の変幻自在の演技について「液体金属のよう」と称すると、スタジオにいる佐々木は、「どこからどんな球を投げてくるかわからない人間にしたい、計り知れない人間にしたいなと思っていたんです」と告白。

 さらに長谷川博己は、もっとも印象深い出来事として、はじめて光秀と秀吉が出会う場面をこう振り返った。

「一番はじめに光秀と藤吉郎(秀吉)が会うシーンがあるんですよ。登場する時の奇声をあげて『ハハァ〜!』と言って入ってくるのがとても印象的で…。『そう来るか』と思って。台本にもぜんぜん書いてなかったので…。ものすごい身体能力じゃないですか。ほぼ平伏したままでタタタタッーて入ってくるし、あれはなかなかできることじゃないと思いますよ。同じ役者から見ても、努力をされていないとできないんじゃないですか」

 これには佐々木蔵之介も当時を思い起こしながら、「(台本には)這うがごとくやってくるとあって」と語り、腰を屈めながらものすごいスピードで駆け寄ったのは、自分なりに考えた“秀吉像”によるものだと明かしたのだった。

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