谷原章介「フジの朝の顔」就任でいよいよ薄れゆく“役者の顔”

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谷原章介「フジの朝の顔」就任でいよいよ薄れゆく“役者の顔”

 22年間続いてきた「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)が3月26日に終了し、29日から情報番組「めざまし8(エイト)」がスタートすることが、1月15日に分かった。MCは俳優の谷原章介と永島優美アナウンサーが務める。

 新番組では「とくダネ!」と同様に平日の8時から9時50分までの2時間生放送。社会問題に重きを置いてきたスタンスを引き継ぎ、生活情報なども取り上げる。前時間帯の「めざましテレビ」(フジテレビ系)でストレートに扱ったニュースを「めざまし8」では深く解説する“大人のめざまし”になる予定だ。

 小倉智昭に代わって新しく朝の顔になる谷原は俳優でありながら「王様のブランチ」(TBS系)や「パネルクイズ アタック25」(テレビ朝日系)、「うたコン」(NHK総合)など数々の番組でMCや司会を務めてきたが、ニュース主体の番組は今回が初。

 谷原は「初めての世界で改めて勉強しなければならないことがたくさんあるなと思うと同時にワクワクしている自分がいるのも事実です。日々起こることを視聴者の方々の目線を意識し、そして僕自身の生活者としての目線で専門のコメンテーターの方に疑問をぶつけ、どんどん掘り下げていきたいです」とコメントを寄せた。

 ネットでは《谷原章介って声もいいし安定感あるよね》《谷原さんの爽やかさは朝の番組に向いていそうだなぁ。見た目も同時間帯で一番いいから女性層を取り込めそうな予感》《優しい雰囲気の朝になりそう。殺伐とした同じ内容ばかり取り上げるワイドショーいらないから、谷原さん永島さんで爽やかな新風を届けて下さい。楽しみです》など期待の声が溢れた。

「近年の情報番組は芸人がMCを務めるケースが多かったのですが、最近では飽きられて批判も多い。また、コメンテーターの上から目線の発言に嫌悪感を示す視聴者も増えているといいます。好感度抜群の谷原の起用は新風を吹き込む意味でも実力的にも問題なし。期待感が高いことも頷けますが、心配なのは朝の情報番組は拘束時間が長いこと。小倉アナも朝3時起きの生活を続けてきたといいますし、6人の子育てにも力を入れている谷原は、俳優から司会業へと本格的にシフトすることになると思われます」(芸能記者)

 最近ではNHK大河ドラマ「麒麟がくる」でも重要な役を務めていた谷原。新番組が成功すると、しばらく役者としての姿は見られなくなりそうだ。

(柏原廉)

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