吉住 気づいたら好きな芸人が人力舎所属の人ばかりだった

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吉住 気づいたら好きな芸人が人力舎所属の人ばかりだった

テリー ネタはどうやって考えてるの? ちょっとシュールだよね。

吉住 そうですね。「THE W」でやらせていただいた野球の女審判のネタは、男性社会の中にいる女性って、たぶん私生活でも彼氏に理解されがたいだろうな、みたいな発想から入って。で、審判のことを調べてみたら、けっこうおもしろくて、球審の方、1塁の方、2塁の方、3塁の方って、日によってちょっとずつズレていくらしいんですよ。

テリー ローテーションするんだ。

吉住 で、次の日に球審を務める方はお酒を飲んじゃダメらしくて、1、2、3塁の方たちは飲みに行けるから、3人でお酒を飲みに行ったりするらしいんです。

テリー へぇ(笑)。

吉住 そういう情報を集めていったら、すごいおもしろいし、ちょっと愛おしくて。審判の方たちってスポットライトが当たりにくいじゃないですか。でも、そういう人たちが野球を支えていて、そういう人たちなりの楽しみもあって。それがすごい愛おしいなと思って考え始めました。

テリー やっぱり着眼点がおもしろいね。だいたいお笑いの人たちって、半径5メートル以内の、自分の守備範囲の中でネタを作るじゃない。でも、審判ってその外だよね。

吉住 でも私、福岡出身で(福岡ソフトバンク)ホークスのファンクラブに入ってたんです。だから、野球が身近にはあったので、そういう意味では入りやすかったかもしれないです。

テリー そもそも芸人さんにはいつ頃からなりたいと思ってたの?

吉住 高校3年の時です。高校は学区内の、まぁまぁ頭がいいというか、勉強を頑張る学校で、卒業後はみんなが名門の大学に行くのが当たり前のルートとして出来上がっていたんです。けど、高3になって「このままでいいのかな」とちょっと疑問に思いまして。

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