『いきものがかり』今年も紅白落選か!?“100ワニ”の呪いが再び…

| まいじつ
画/彩賀ゆう

昨年の今頃は『鬼滅の刃』以上の話題作だったが、〝電通案件〟疑惑やコロナ禍で一気に下火になってしまったWEB4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』。発表以来、音沙汰のなかった同作の〝映画化〟詳細が、約1年を経てついに発表された。

情報が解禁されたのは2月17日。新型コロナの影響もあって続報はパッタリと途絶えていたが、5月28日全国公開、主人公のワニ役に神木隆之介、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎と妻のアニメ監督・ふくだみゆきが監督・脚本など、一気にその全貌が明かされた。主題歌は、原作最終話更新と同時に、コラボ楽曲『生きる』を発表した『いきものがかり』が2度目のタッグで担当する。

しかし、話題が疑惑に変わってしまった上、約1年が経過しての映画化に、世間はシラケムード。ネット上ではアンチの声すら減少しており、もはやほとんど興味を持たれていない悲惨な状況だ。

“大爆死映画の主題歌”の肩書で『紅白』落選か

「まだ対策が手探りだった新型コロナ第1波の影響をモロに受けたとはいえ、『100ワニ』は〝電通案件〟疑惑によるイメージダウンも大きかったです。連載中と終了後では評価に天と地ほどの差があり、グッズ展開やコラボカフェは赤字垂れ流しで軒並み大爆死しています。はっきり言わずとも、映画も100%コケるでしょう」(エンタメライター)

そして、この失敗により「いきものがかり」が大きな煽りを受けると懸念されている。

「『鬼滅の刃』のLiSAや『君の名は。』のRADWIMPSなど、ヒット映画の主題歌を手掛けた歌手は、その年の音楽賞を受賞したり、大型特番のメインを張ったりするもの。原作連載中の勢いがあれば、『100ワニ』と『いきものがかり』もこうなる可能性はかなりありました。しかし、現在は連載時の話題性・人気など見る影もない。それどころか、このままでは〝大コケ映画の主題歌バンド〟として、マイナスイメージにすらなってしまうでしょう。実績も作れないわけですから、これは今年も『NHK紅白歌合戦』は落選濃厚でしょうね…」(音楽ライター)

元から決まっていたプロジェクトだけに仕方ないとはいえ、とんだ災難になってしまったようだ。

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